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コミュニケーション×色の専門家、MIKUです。

今年の7月は、日本の観測史上、最も平均気温が高かったそうです。

本格的な観測が始まったのは125年前なので、「ここ125年で最も暑い夏」を私たちは体験していたことになります。


これから温暖化は、ますます加速していきますね。

私も洗剤を石鹸に変えたり、蜜蝋ラップを使うなど…
地球のためにできることを少しずつ心がけています。



日常で活かせるNVC


特別なものと思われがちなNVCですが、実は…
私たちのすぐそばにあったり、暮らしに今すぐ活かせるものなんです。

そんな身近なNVCを今日はご紹介。


「感情を伝えるただひとつの理由」


ちょっと想像してみてください。


次の週末、子供の運動会があります。
子供も頑張って参加すると言っています。


ところが、旦那さんが前日になってこう言いました。

『俺は行くのやめるよ。暑いし、やることあるし。』

さて、あなたはどんな気持ちになりますか?


きっと『え、なんで?そりゃ暑いけど、見たくないの?』と、もやっとするのでは。


ですがもし、こう言われたらどうでしょうか?

『俺、行くのやめるよ。ぎりぎりまで迷ってたしすごく残念なんだけど、暑さもあるし、やることも残っててさ、、、』

さて、印象はどう変わりましたか?


『そっか、迷ってたんだね。私も残念だけどまあ仕方がないか…』
となりませんか?


実はこのふたつの違いは、

「感情」を伝えてるかどうか?

ただそれだけです。


実は先日、似たようなことが我が家で起こりました。

私は離婚しているので実母に言われたのですが、

『体育祭、行かないでおくよ。足が痛くなるし、暑いんだもん。洗濯もあるし。』と。

まあ行かないだろうと思ってましたが、やっぱり残念。

なんだか「行かないための理由」ばかり探してるように思えたんですよね。


残念な気持ちは無いの?孫なのに、興味ないの?

とやるせない私。


これが、もし

『すごく見たいんだけどさ、足が痛くなったり暑さが辛くてね…。だから残念なんだけど、やめとくね』

って言われたらどれだけ違ったか。


私は寂しさ悲しさでいっぱいだったけど、もし母が気持ちを言ってくれたら、母への優しさ思いやりが出てきてたかもしれない。


感情を言うのって、すごく大切。


他にも先日、こんなことがありました。

最近疲れて朝起きられない息子。
毎朝「起こして!」と言われるので声をかけに行きます。

『時間だよ、起きられそう?』
息子『無理そう…悔しい』

そう、たった一言。「悔しい」と。


これだけで、『あ、息子も起きられないことが悔しいのだな』と知りました。

ただただ『起きられない』『眠い』『だるい』とだけ言われるよりも、感情を言われるだけでどれだけ違うか。


NVCでは、こうやって感情を表現することをとても大事にしています。


この先、もしあなたが子供との予定をキャンセルするような時があったら

「ごめんね。忙しくて行けなくなっちゃったの」

だけじゃなく

「すごく楽しみにしてたんだけど、行けなくなっちゃってすごく悔しい。ごめんね」

って、「感情」を添えてあげてください。


それだけで十分、子供との関係性が変わってきますよ。

まとめると…


気持ちを言葉にする。

ただそれだけで相手との関係性は深まるし、自分自身とも仲良くなれる。


【今日のおすすめ動画】

いつもは動画を公開しても再生回数は50回前後のことが多いのですが、なぜかこちらは3日280回越え!

ついうっかりやりがちな、「共感的でない会話集」

今すぐみてみる



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