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いま、開業してみて

 過去の経験が開業助産師と導いてくれたのだろうか。すべてはつながっているのだと今、感じている。

 助産院を開業することは、私の年代だととても恐れ多いことで、何か特別な存在だと思っていた。
元々、目立つことは苦手で、人の上にたつことも臨まない私が、まさか、自分が開業することになるとは、いまだに信じられない
 が、気がついたら開業届けを出していたのである。

 

 出張専門の助産院

 私が行っている助産院だ。建物はない、すべて訪問し、ケアを行ってくる。育児が自宅で行われているのだから、自宅の育児環境をみながら、その人に合わせてケアを行う。

  • 乳房ケア

  • 授乳、育児相談

  • 産後ケア

  • ベビーシッター

  • ボディケア

等が主な業務だ。特に乳房ケアや授乳相談は人気で、お母さんたちが入院施設で十分なケアを受けられてきていないことがわかる。
 母乳は、入院中のケアで決まる、と私は思っている。病院が分娩だけではなく、他の業務にも助産師を活用してくれたなら、母乳育児はさらにひろまるだろうし、授乳でストレスを感じるお母さんも減るだろうと思う。
(母乳育児は別の記事で紹介したいと思っている)

 地域での仕事は、直にお母さんに届く。困っているお母さんたちから依頼が来るので、時間がある限り訪問することにしている。やりがい、達成感はある仕事だ。
 開業助産師は定年がない。おばあちゃんまで助産師で働いている人もいる。
 まだまだ、未熟な開業助産師ではあるが、私もこれからおばあちゃんになるまでずっと、助産師を続けて行きたいと思っている

 お母さんが育児しやすい世の中になるように、これからも助産師を続けていく
 私の助産師としての道はまだはじまったばかりだ‥

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