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伝統工芸について熱苦しく語って、インキュベーションプログラムに採択された件。

こんにちは、Mikuです。

Twitterはほぼ毎日更新しているものの、noteを書く機会がなかなかなく、この熱苦しい記事から約半年が空いてしまいました。

この半年間、本当にいろんなことがあったような気がします。

そんな今回は少し『近況』を。

タイトルにもある通り、最近こちら↓のインキュベーションプログラムに採択されました。

「本業を退職せず事業を実現できる個人を主体としたインキュベーションプログラム」として募集が出ていました。

今日はそんなプログラムで採択された私のプロジェクトについてのお話です。

1. 伝統工芸が抱える課題と、そこにかける想い

伝統工芸の生産額は今、ピーク時の約5分の1まで縮小しています。そして、このままだと今後も縮小の一途を辿るのみ。

これまでにたくさんの職人さんからお話を伺ってきましたが、中には「若い職人に給料を払うのが精一杯。後継者を雇えないのは本当に辛い。」「何をやっても利益がほとんど出ない。」と言われる方も多く、何度も頭を抱える職人さんを見てきました。

もちろんその種類や業界によっても違いますが、商流も独特。販売形態はほぼ委託。そして、若い人を中心にどんどん売れなくなっているという現実。そこにきてコロナウイルス…。

職人さんが頭を抱える理由は一目瞭然です。

以前から何度もここで書いてきましたが、伝統工芸の職人さんの手仕事は、本当に繊細です。日本文化としてこれまで守られてきたその技術は、これから先も守るべき文化であり伝統だと私は思っています。

だからこそ、この手仕事の素晴らしさを、日本だけでなく世界中の人に知ってほしい。そして世界中の人に実際に使ってほしい…。私にはこのプロジェクトにそんな想いをかけています。

2. コロナウイルスによって会えなくなった人がいる

私の周りには、新型コロナウイルスの影響で海外の友人に会えなくなった、という人がたくさんいます。

これまでなら海を渡れば会えていた友人に突然会えなくなり、次いつ会えるかは誰にも分からない。たしかに今は世界中どこにいてもオンラインで話ができますが、どこか希薄になってしまったと感じる人も多いはず。そんな状況だからこそ、日本で真心こめて作られた伝統工芸品を、私たちが日本から真心こめてお届けしたいというのが、今回ここにかけるもう1つの想いです。

3. 具体的に何をするのか

◯伝統工芸専用のマーケットプレイス立ち上げ

まだまだアイデア段階ですが、マーケットプレイスを立ち上げることで職人さんの販路を1つ増やせるよう取り組みます。

◯新商品の開発、販売

職人さんとともに新商品の開発を行い、それをお客様にお届けします。どんな伝統工芸品がどんな商品として生まれるのか…私自身もこれからが楽しみです。

◯伝統工芸品に込められた「想い」を伝える

機械で大量生産される物と違い、伝統工芸品はそのほとんどが手仕事。

もちろん機械で作られることが悪いことではありませんが、

「職人さんがどんな場所で、どんな想いで作ったのかを知ることで、ぐっと価値が上がる」

私はそう信じています。SNSやブログ等を利用し、時にはインタビューをしながら、その素晴らしさを世界中に発信します。

4. おねがい(?)

このプロジェクト、商品開発はしないといけないし、ECサイトは作らないといけないし、翻訳ができないといけないし、SNSで発信しないといけないし…とまあー本当にやらないといけないことが多いんです(新規事業ってこういうことなんですよね、きっと…)。

そこで、このプロジェクトを一緒に盛り上げてくださる方を募集しました。するとどんどん人が集まり、6/14時点でMemberが私を含め5名、Adviserが2名、Supporterが7名と大変盛り上がってきました。

人を巻き込む力の大切さだとか、巻き込むことの難しさみたいなものを既にひしひしと感じています。そして、こうして無事(?)巻き込まれてくださった方々、ありがとうございます!!笑

最後に宣伝みたいになりますが、まだまだこのプロジェクトはSupporterを募集しています。

Supporterの方々には、非公開のFacebookグループ内で私の投げかけに対してご協力いただいたり、情報を拡散いただいたり、時には1人1人の得意なことを生かして個別にお願いして動いていただいたり…とたくさん支えていただいています。

ぜひ興味のある方はこちらからご覧ください。

次回のnoteではもう少し踏み込んだ内容をかけますように…!!

がんばります!!!

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