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ベビーシッターと保育園と。

ベビーシッターをはじめて、10ヶ月が経つ。まだ1年経ってないんだなぁと思うと、顧客ゼロからここまで開拓した自分を褒めたい。(まだまだだとは思ってるけど)

ベビーシッターの良いところは、一人ひとりとじっくり関われること。これがいちばん大きいんじゃないかなぁと思う。
集団保育だと、私の経験上、時間に追われて一人ひとりのことを気にかけてあげられないことも多かった。1歳児12人を担任2人で見ていた時なんて本当に酷かった。あの時の子どもたちに謝りたいくらいに関われてなかった。毎日の活動、スケジュールの通りに進めなきゃという思いが先行して、とにかく余裕がなかった。

ベビーシッターはその分、一対一の関係で保育ができる。その子の興味や好きな遊びにじっくり付き合うことができるし、時間を追われることもなく関わることができる。

逆に難しさを感じることもたくさんある。
まずは、それぞれの家庭のルールに合わせる柔軟性が求められるということ。どういう目的でシッターを利用しているのかも異なるし、シッターに何を求めて依頼しているのかもそれぞれ違う。柔軟に対応できるスキルが求められるよなぁと感じてる。
家庭に入るわけだから、私はあまり「先生感」は出さないようにしている。「知らない人がきた!」と緊張したり、不安になってしまうお子さんも多いから。「たくさん遊んでくれるお姉ちゃん」「ママのお友だちの人」そんな雰囲気でお家に入るように心がけている。(もちろんママやご家庭の雰囲気も見極めた上で…)

あとは、基本的に一人で保育をしているから、何かあった時の対応や判断も全て自分の責任ということ。怪我や事故のないように、安全面には絶対に留意して保育をするけど、常に最悪のことが起こった時にどうするかは考えて行動している。

でも…ベビーシッターの良さも大変なところも経験して、やっぱり集団保育がしたいなぁと思うことが最近よくある。

保育士が活躍できる場は、保育園だけに限らないけれど、保育の楽しさをより実感できるのはやっぱり保育園なのかもしれない…と思ったりしている。やっぱり保育園が恋しいんだなぁ。

ベビーシッターはベビーシッターで、学べることが多いし、保育士としての知識や経験を活かせることもたくさんあるから、続けていきたい仕事の1つなんだけど、同時に保育園でも働けたらいいなと思っている。

私は今「フリーランス」と名乗っているけど、肩書きにこだわってる訳ではない。その時の自分にとってベストな働き方であればいいと思ってる。

いろんなことを経験して、学んでいけたらいいな。まだまだいろんなことやりたいんです。笑

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