日本キリスト改革派岡山教会 2023年10月8日礼拝説教(『コリントの信徒への手紙第一 』14章26~40節)
聖 書:『コリントの信徒への手紙第一 』14章26~40節
説教題:『秩序正しい礼拝』
~豊かな祝福を受ける~
説教者:佐々木 稔 教師
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【メモ】
◎26節…礼拝の5要素「詩編歌」「教え(説教)」「啓示(預言)」「異言(人間の理性を超えた祈り)」「異言の解き明かし」
→「全てはあなた方(全員)を建て上げるために行うべきです。」
=異言にしろ預言にしろ、「私は神様から言葉を与えられた!」からと言って、自己満足のために好き勝手に語ってはならない。
◎27、28節…「異言は一人ずつ順番に語り、他の人に解き明かしをして貰いなさい。
それが無理なら教会ではなく、一人で居る時に語りなさい」
◎29、30節…「預言もまた一人ずつ語るようにして、他の者はそれを検討しなさい。
好き勝手に語るのではなく、他の人に与えられた預言をちゃんと聞きなさい」
◎ 31節…「皆が共に学び、皆が共に励まされるように、以上の事を守りなさい」
◎32、33節…「あなた方の預言(異言)が神に由来するものなら、これらは出来るはずだ。
神は無秩序の神ではなく、平和の神である。
その神に従う者の意志もまた、平和(秩序)を愛するものだ」
◎33〜35節…前提として、礼拝で女性が祈祷や預言をすること自体は普通の事だった(11:5)。
一方で預言を検討する(質問する、異議を唱える)事は夫の務めとされていた。
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「公の礼拝では夫を差し置いてまで発言すべきではない。
その役目は夫に任せて預言を聞くことに専念しなさい」
◎「公の場で、婦人が夫を差し置いて発言する事」は、ユダヤ社会においてもギリシャ・ローマ社会でも礼儀に反する行為とされていた。
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36節…「私たちには神様の言葉が与えられている!神様はあらゆる権威や秩序の上に立つお方だ!」だからと言って、自分たち自身が権威や秩序を無視して良いと、思い上がってはならない。
(異言を語る事と同様に、たとえ神から与えられた権利・賜物があるとしても、「今ここで用いることが、教会全体の益になるか」を考えて欲しい)
◎37節…「私(パウロ)は、自分のためではなく主キリストのため、キリストの体である教会のために働き語っている。
だからその様な言葉として聞きなさい」
◎40節…「すべてを適切に、秩序正しく行いなさい。」そうすることが、一人一人に神様の祝福をもたらす。
◎「教会の生命は礼拝にあり」
【次回朝の礼拝】
◎日 時:2023年10月15日 10時30分開始
◎場 所:日本キリスト改革派岡山教会(岡山県岡山市中区国富4-4-7)
◎聖 書:使徒言行録3章22〜26節
◎説教題:「あなたは預言者の子孫」
〜はてさて、わたしの系図をたどっても預言者はいないはず・・・〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師
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