年の瀬

こんにちは、かやちゃんです。
すっかりクリスマスですね。日本では12月を師走と言いますが、まさにそんな感じの日々を過ごしています。(メキシコなのにね!)
12月11日にCEPEの1セメスターが終了しました!今日はそんな記事と最近の出来事をまとめた感じの記事です。


学期末試験

セメスター終了ってことは、そういうこと。
CEPEにも学期末に試験があるのです…。全体成績6割を下回ると次のレベルには行けません。かつ私は奨学金受給者なので7割を下回ると1ヶ月分の奨学金が止まります/(^o^)\ナンテコッタイ
テストは文法(+リスニング)、作文、スピーキングに分けられており、文法と作文は同じタイミングでパソコンで回答します。スピーキングは別日にペアで行われました。

文法と作文

日本の試験と違って、完全コンピューターでの問題回答でした。
パソコンの数は限られているので人によって試験時間が異なり、1人制限時間は2時間ほどでそれより早く終われば終わった時点で退出できます。
リスニングも含まれているのですが、私的にはかなり不平等でした…。
何故なら問題文のところに2回聞くことができますと書いてあるのですが、正直何回でも聞くことができる上に途中で止めて巻き戻したりすることも可能だったからです。私もそのシステム上の穴には気づいていましたが、さすがに不正かなと思って馬鹿正直に2回しか聞かなかったのですが、後から他の子たちに聞いたら何度も聞き直していたり、途中で止めて回答したりしていたと話している人がほとんどでした。さらにはメモを取りながら聞いている人もいたらしく、それが許されるなら私だってそうしたわ!!!って思いながら納得できねぇ…と心の中で叫びました<`~´>

少し残念なのはテスト回答後翌日には自分の個人ページからテンスを確認することができるのですが、どの問題を間違ったかは分からないので復習ができないということです。模範解答もアップされず、そもそもどの問題が何点なのかも知ることができないため若干もやもやしたままでした。

スピーキング

文法・作文の翌日に行われました。同じクラスの人と2人ずつのペアで指定された時間に指定された教室に行きます。試験時間はおよそ30分、基本先生は話さず与えられたテーマについてペアの子と会話をするというテストです。私のペアは同じ日墨研修生の友人だったので緊張はあまりしませんでしたが、うっかり日本語を話すと減点されるので注意を払う必要がありました。
しかしこのスピーキングの試験もペアと与えられるランダムのテーマによって難易度がかなり違うのでは??と思います。私の時は正直テーマとの相性が悪くうまく応えることができませんでした。まぁ問題の意図を読み取れなかった私も悪いんですが、中々シビアな点数を付けられてしまいました…。

SIELE

こちらの試験は成績に関係のない、国際的なスペイン語能力試験です。
所謂、TOEICやTOEFLのようなものです。日本ではDELEと呼ばれる試験の方が有名ですが、これは英検的なもので実はメキシコ政府には認められていないそうです。
このテストは点数によってA1、A2、B1、B2、C1、C2というようにレベル分けされています。この留学が終わるころにはB2合格(B2基準の点数突破)できるくらいにはなりたいなぁと思っているところです。今のCEPEのクラスのレベルでいえばB1相当の内容を扱っているのですが、今回のSIELEのテストでの結果は私はA2でした💦やべっ。まじめに勉強しないとやばいなぁ…。

そんなこんなで、今期の全体成績は71/100でした。
6割取れれば次のレベルに進むことができますが、奨学金受給者である日墨生は7割下回ると1ヶ月分の奨学金がストップされるのでまじギリギリセーフ首の皮一枚っていうところでした。。。まじで危なかった。すべてはスピーキングテストのせいですね。もっと話す練習しようと思いました。
勉強しなければいけないとわかってはいるものの日々の生活で精いっぱいで中々勉強時間の確保とやる気が出ません。でも最初からこんなギリギリで生きていてはまじでまずいので本当に頑張らなくてはいけませんね…。

クリスマスの過ごし方

posada(ポサダ)

ポサダはメキシコのクリスマスパーティのようなものです。起源をたどるとアステカ文明までさかのぼりますが、キリスト教の文化とも融合し、現在ではあまり宗教的な意味は持たず、普通のパーティのように友人や家族などと集まって行うイベントになっています。
普通にご飯を食べたり、お酒を飲んだりして楽しみますが、ポサダではピニャータと呼ばれる星形のくす玉を割ることが多いです。ピニャータとは日本のくす玉のようなもので紙で作られた型枠の中にお菓子を入れ、それを上から吊るし、棒でたたいて割るゲームです。棒を持った人は目隠しをした状態でその場を回ってからピニャータを探して割ります。日本のスイカ割りに近いですね。昔はピニャータの中に入っているのは果物やサトウキビだったそうですが、割れたときに頭にぶつかると危ないので現在はお菓子になっていることが多いそうです。
またポサダに限らずですが、ポンチェと呼ばれる飲み物もクリスマスシーズンには欠かせないものとなっています。サトウキビ、りんご、テホコテ、グァバ、ピロンシージョ(ブラウンシュガー)などが入っていることが多く、ビタミン豊富で身体が温まるので風邪予防にもバッチリです。
CEPEや友人たちの集まりで私もポサダに参加させてもらいましたが、寒さが吹き飛ぶような賑やかなパーティでした!メキシコはクリスマスは家族と過ごす人がほとんどなので年末最後に友達と集まれるイベントとして大人気です!

クリスマスマーケット

クリスマスが近づく時期になると様々な場所でクリスマスマーケットが開かれます。クリスマスに関するものだけでなく、メキシコシティのマーケットにはメキシコ各地の特産品や民芸品が多く集まっていました。なんと言ってもメキシコはとても広いのでメキシコ人でも中々遠くの地域には足を運びません。なのでこのマーケットには本当に多くの人が集まっていました。
私も遅れていた奨学金がようやく振り込まれたので、自分へのご褒美に伝統工芸品の1つである手編みのバッグを購入しました!超かわいくて一目ぼれでした…!

ソカロのイルミネーション&クリスマスマーケット
700ペソで買えました!(本来はもっと高いです…)

今年も終わり…。

メキシコに来て早2ヶ月。あっという間に2023年ともお別れです。
今年は何ができたでしょうか。来年は何ができるでしょうか。
楽しいことはもちろん、悔しいこともやり切れないこともありました。でもその一方で今年は本当に人の温かさを知ることができた1年だったように感じています。メキシコに来るまでにも多くの人にサポートしていただき、応援や励ましの言葉もたくさんもらいました。メキシコに来てからもいろんな人に出会い、助けられました。多くのものをもらったからこそ、私には何が返せるのか、どんなふうに返していけるだろうかとぼんやり考えています。
まだまだ未熟で不完全な私ですが、一歩ずつでも前に進んでいけるそんな2024年にしていきたいです。今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い致します。

では、また。

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