社労士本試験直前期に、一般常識・白書と私のこじれた関係を修復してみた話 #5
社労士試験には、一般常識という試験科目がある
出題範囲は海のように果てしなく広く、本試験では、いったい何が出題されるのか見当がつきづらい科目である
そのため、一般常識が苦手という人は結構多いと思われる
そうはいっても、あまり学習してなくても点を取れる人は取れるし
昨年の本試験では、択一式の一般常識で満点(10点)をとっている方(それも私にとっては神領域)も存在していて驚いた
そうなると、やっぱり少なくとも私の場合は
「一般の常識がない」
ということを、認めてしまってもいいのではないかと思ってしまう
学習当初からずっと苦手意識が強く、どこをどう勉強してよいかわからない状態が続いていた
合格する前年の本試験では、択一式の一般常識の得点は10点中3点で、もし総得点が合格基準点以上だったら
足切り(各科目の合格基準点は、基本4点に設定されている)にあっていたかもしれないという、非常に危なっかしい得点だった
そこで私は決めた...
このつぶやき(歌)の後に、フォロワーさんが何人か去っていった感触あり
苦手意識をぶっ飛ばそう!!というか
一般常識とのこじれた関係の修復を目指すことになった
とはいっても、何か特別なことをしたわけではなかった
どこがでるかなんてわからんぬ的な
投げやりな考え方ではなく
ある程度の、出題パターンみたいなものを見抜いていこう、というやり方をとってみた
それと、それ以前に私の場合は、一般常識の学習自体、本格的な形で取り組んでいなかった(きちんと向き合ってなかった)
そこで、昨年改めて、予備校が出している、一般常識・白書の市販テキストなるものを購入してみた
一般常識と私が、初めて正面からきちんと向き合った、最初で最後のテキスト(合格後の今も愛用中(何かの役には立つ))
一般常識白書系は、いつも直前期に、駆け込み乗車のような形でやることが多かったが、結局、最後の年もそうだった
そんな感じでいつも、あなたは最後の最後で叩き込みますよ的な科目なので、主に、重要ポイントと示されてる場所から優先的に読んでいった(全部読むのはたいてい無理)
この、一般常識のテキスト読みはそれなりに効果があったみたいで、択一式も選択式も、基準点割れなく得点できた
けどでもやっぱり、選択式のほうは特に
自分があまり注目していないところから出題されてしまうと、アウトだったりする(特に労一「労務管理その他の労働に関する一般常識」で足切りにあってしまう人が多い)
私が合格した年の選択式労一は、技能士からの出題が含まれていたので、金融窓口サービス技能士を持っていた私は、なんとか取れただけだと思うし(いやあんまり関係ないまぐれ当たりだ)
運がよかっただけなんだ、と、いつも思って止まないのである
そのように、運や、人生の積み上げみたいなものが明暗を左右するところが大いにある科目だと個人的には思っている
(ちなみに私は、全く自慢にならないが、択一の総得点がずっと合格基準点を満たせず、低水準をキープしていたので、足切りで不合格になるという苦し悔しい経験は最後までせずに済んだ)
暑い日が続く本試験までの約1か月で、一般常識・白書と私のこじれた関係は、なんとか修復できたのであった
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