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さて、今日は『企画提案書の書き方』というテーマでお話ししたいと思います。

実演販売士というとB2Cビジネスだと考えられがちですが…僕がやってるのはゴリッゴリのB2Bビジネスです。

他の実演販売士達が提案資料も持たず、話したいことを話すようなスタンスで営業に行く人が多く…僕は23歳で別代表と会社立ち上げた時から企画書にまとめて提案しに行っていたことで、多くの企業から「この会社は違うぞ」と思っていただけ、仕事につながりました。

確度の高い提案書を作れると成約率が上がると思いますので、参考になる部分があれば嬉しいです!

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▼要件整理

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まずは前提条件の確認、案件整理を徹底しましょう。
この際、重要なのは"顧客視点"です。
相手の立場に立って、「何に困っているのか?」「先方の会社でなぜ解決できていないのか?」「ボトルネックはどこか?」を徹底的に考えて用件整理を行います。

僕の場合は大抵、
・実演販売の仕事を依頼したい
・動画制作を依頼したい
・コンサルを依頼したい
のどれかですが、こちらもマーケティングの観点から、「なぜその商品が売れていないのか?」「より売るためには何をしなければならないのか?」を与件整理していきます。

「うちのは良い商品だから」という企業が多いのですが…どの企業も社会をよくしよう!生活を豊かにしよう!と思って日々研究をし製品化していますし、商品が溢れかえっているこの世の中その商品だけが優位性を持っていることはまずないと考えています。

特に僕の場合は大手企業との取引が多く…大手企業ってマーケティングや開発研究に何千億って費用かけて製品化してるわけで…大手企業よりも優れている製品を生み出せる可能性はほぼ不可能と考えています。(※個人的な見解です)
他にない商品なのであれば、"需要がない市場"か"昔大手が作ってみたが売れないから撤退した市場"のどちらかだと思っておいた方が良いです。
#まずは自己正当化バイアスをかけずに現在地を把握することが重要です

すなわち事業規模に合わせた「売る戦略」が重要になってくるわけです。
ランチェスター戦略と言いますが、大手企業は大手企業なりの、中小企業は中小企業なりの戦い方があり、「商品が良いから勝てる」わけではありません。
戦略・戦術をどう考えるかが大切です。

企画提案の段階でもマーケター思考は重要ですね!

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▼ プロフィール・事業概要紹介

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