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めぐろ街歩きvol.1-1

ご覧いただきありがとうございます。

明日から東京文化財ウィークが始まります。
去年の文化財ウィークに合わせて
目黒区内を街歩きした記録を書こうと思います。

東京文化財ウィーク

 東京文化財ウィークは、より多くの皆様に文化財を身近に感じていただくために行われるもので、都内にある文化財を一斉にお見せする公開事業と、文化財めぐりや特別展、講座などを行う企画事業の2つの柱があります。
 また、公開事業には、通年で公開している文化財と、期間中、普段公開していない文化財を特別に公開するものとがあります。

東京都生涯学習情報HPより

というわけで
普段見られない文化財が特別公開されたり
ガイドツアーが開催されたりする
特別なウィークなのです。

めぐろ街歩きは
街歩きガイドをしている友人に
色々と解説をしてもらいながら
2日に渡って行いました。


めぐろ街歩き1日目

コースはこちら。

今回のコース

目黒区のお散歩マップ的なものから選びました。
まずは駒場東大前駅からスタートです。


東京大学駒場キャンパス

駅を降りると目の前に東京大学駒場キャンパス。

いいお天気

この東大駒場キャンパスは
以前は旧制一高として使われていて
現在でも当時の校舎などが残っています。

正門の木の扉についている飾りも
「文」を表すオリーブと「武」を表す柏の葉
をモチーフとした
文武両道を表す旧制一高の校章なんだそう。

文武両道

コロナの影響で
ふらりと立ち入ることができなかったので
門の写真だけ撮って次に進みます。


旧前田家本邸和館

駒場公園へ。
ここは国の重要文化財である
旧前田家本邸の和館・洋館があった場所を
そのまま公園にしたものです。
公園内には日本近代文学館もあります。

旧前田家本邸の和館をまず見学しました。

旧前田家本邸和館は
旧加賀藩主前田家16代当主の
前田年為侯爵によって
昭和4年から5年にかけて建設されました。

和館は当初は計画にありませんでしたが
外国からの賓客に日本文化を伝えるものとして
建築が決定されたそうです。
(旧前田家本邸和館パンフレットより)

大廊下と御客間
美しい欄間
御客間
庭園
御次之間から見た庭園

茶室や小座敷など
貸出をしている部屋もあるようです。
ここでお茶会なんてステキですね。

次はお隣の洋館です。


旧前田家本邸洋館

洋館も和漢と同じく
前田家16代当主前田利為侯により
こちらは住居として建設されました。

前田利為侯が太平洋戦争で戦死した後は
連合国軍に接収され
内装に一部改変が加えられたりしたそうです。

現在は敷地と和館は目黒区
洋館は東京都が管理しています。

華族の邸宅が広大な敷地と共に
ほぼそのままの形で残されているのは
とても珍しいということで
平成25年に国の重要文化財に指定されました。

文化財ウィークののぼりがありますね
入口

なんと入場無料です。

第一応接室
サロン

大階段下にはマントルピースとソファがある
イングルヌック(炉隅の小さなスペース)
があります。

イングルヌック
小客室
前田家家紋の梅が隠れていたり

大食堂の壁は金唐紙で飾られています。

金唐紙
大食堂の窓
カーテン

2階も公開しています。

夫人室。
とってもステキです。

夫人室
最も豪華な部屋

大階段とステンドグラスも素晴らしいです。

大階段
ステンドグラス

本当にどこを切り取っても
美しい邸宅でした。

文化財ウィークには
去年は中止でしたが
ガイドツアーもあるそうです。

お庭から見た邸宅
正面

長くなってきたので続きは次回にします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

続きはこちら。

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