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爪噛み癖でふにゃふにゃ爪に困っている方へ。爪を硬くして噛みづらくする方法(噛まなくなる訳では無い)




(この記事の所要時間:約8分)




タイトル通り、今回は爪噛み癖に悩んでいる方必見の内容です!




かくいう私は森美子(モリヨシコ)と申します。よろしくお願いします。





私自身、無意識で指の爪を噛み、皮をむしる皮膚むしり症に35年近く悩んできました。
今も完治していません。





そのあたりの話、私の35年にわたる爪噛みと皮膚むしり症の経緯はこちら↓をご覧ください。





ここで「皮膚むしり症って何ぞや?」という方はこちらのNoteをご覧ください。
関連ニュース記事と、診断基準の外部リンクがあります。↓






爪噛み癖のある方が全て皮膚むしり症持ちに該当するかどうかは、私は医師ではないので判断のしようがありません。





「爪が常にボロボロ」
「爪噛みすぎて深爪、もしくは爪が極端に短い、あるいは爪が無い」
「血が出ても噛んでしまう、いつも絆創膏や包帯が手放せない」
「自分でやめたいと思っているのにやめられない」





これらに心当たりがある場合は、私の実体験からして、おそらく皮膚むしり症の可能性が高いと思います。





本日はそんな爪噛み癖&皮膚むしり症に悩んで35年の私が、「爪噛み癖でふにゃふにゃ爪に困っている方が爪を硬くして噛みづらくする方法」をお伝えします。





あくまで「噛みづらくする方法」であり、「噛まなくなる方法」ではありません。
というか「噛まなくなる方法」があったら私が知りたい😓(バイターストップが効かない私)





爪噛み癖は治らなくとも、爪を硬くするだけでも効果はあります。そもそも爪が硬くなると噛みづらくなりますからね。
まあ参考までに、ガムでも噛みながらお読みいただければ幸いです。




そもそもなんで爪噛みで爪が柔らかくなるのか


爪噛みさんあるあるだと思うのですが、爪噛み癖が長期に及ぶと、爪がボロボロになるだけでなく柔らかくふにゃふにゃになっていくんですよね。





爪って実は一枚モノではなく、何層かに分かれています。





爪噛みをして上層の薄い爪だけを剥がしたり、もしくは爪の先端を下層ごと噛みちぎったりしていると、爪の形が崩れるだけでなく、爪がどんどん柔らかく脆くなっていきます。





こうなると、通販のダンボールを開けるとき地味にきついんですよね…😓
ダンボールに爪が「グニッ」て裏返り、歯が立たないならぬ「爪が立たない」ことがよくありました。





爪噛みが一番酷かった時は、お風呂場の湯沸かしボタンを押そうとして、爪がグニッ!と裏返った記憶があります。あれはちょっとショックでした。(lll ゚д゚)σ





一旦爪が裏返ると折り目みたいな線がつくので、元には戻りません。放っておくと近いうち何かにひっかけて、その線から爪がメリッ!と剥がれます。





剥がれるとギザギザになって被害が大きいので、結局は剥がれる前にその線から先を爪切りで落とすしかなくなり、その結果どんどん深爪になっていくんです。





そもそもなぜ爪噛みしていると爪が柔らかくなるかというと、ネイリストさんに聞いたところ、唾液に爪を柔らかくする作用があるからだそうです。





そういえば太古の昔、学校の理科で、「唾液にはタンパク質分解酵素が含まれている」と習ったような気がします。
だからお肉とかもよく噛んで食べると消化が良くなるんだよ、というアレですね。





爪の主成分はケラチンというタンパク質です。





なるほど、爪噛み癖があって常に爪を口に入れていると、そりゃあ爪が柔らかくなる訳ですね。爪の主成分であるタンパク質を分解する酵素をいつも爪に塗っているようなものだからです。





爪を噛んだらネイルオイルを塗って爪を唾液から保護しよう!


では実際に爪を唾液から守るにはどうしたらいいか。
噛まないのが一番いいとしても、噛むのをどうしてもやめられない場合は?





爪を噛んだらネイルオイルを塗って、爪を唾液から保護しましょう。





ネイルオイルは文字通りオイルですので、塗ると水分を多く含む唾液を弾いてくれます。





ネイルオイル自体は百円ショップに売っていたり、ドラッグストアに売っていたりしますが、爪噛み癖のある方ならば口に入れても大丈夫な自然素材100%のオイルを選ぶことを強くお勧めします。





そして、なるべくなら自分の好きな「安心できる香りのオイル」を選びましょう。
無意識で爪噛みをしてしまい止められない場合、常に匂いを嗅ぐことになるので、自分に合った香りのオイルを選ぶといいと思います。





何なら食用のオリーブオイル🫒とかを塗ってもいいのでは無いかと。
まずは口に入れても安全なものであり、さらに自分の好きな安心できる香りであるならば、食用のオイルでも良い気がします。コスパも良いし。





ただし、お腹が空いて噛んだり舐めたり😋したくなるオイルだと、そもそも本末転倒ですのでご注意を。😅





ネイルオイルの効果的な塗り方はこちら↓をどうぞ。
ネイルオイルの使い方【育爪式】@育爪チャンネル ー素の爪でクリアネイルに


私が観た中で、すごくわかりやすく説明されていて大変参考になった動画です。





こちらの動画で使われているのはマカダミアナッツのオイル(マカダムユイール)です。これも食用のオイルですね。
ただしこちらのネイルサロンで爪用として販売しているものなので、値段はお高めです。





動画では爪に「塗るときは爪の裏から表にかけて塗るように」とか、「水を一滴手のひらに垂らすとオイルが乳化して手がベタベタしなくなる」とか、「1日5回以上塗ること(タイミングはいつでも良い)」などの重要なコツが説明されています。





動画に出てくるオイルを必ずしも買う必要はないので、食用のオイルも含めてご自分にあったオイルを探し出して、動画の塗り方を試してみるといいと思います。





ポイントは「爪を噛んだらとにかくネイルオイルを塗る」「噛んでなくても塗る」「何度でも塗る」ことですね。





ネイルオイルを塗ると爪を唾液から守り、爪が柔らかくなるの防ぐだけではなく、
・爪がツヤツヤする
・爪の白い縦線が目立たなくなる
・爪や周辺皮膚の乾燥防止になる
・ささくれや割れ爪、ひび割れができにくくなる
・常にネイルオイルを塗って爪まわりのマッサージをすること自体が、爪噛みの代替行為になる





などなど、いろいろメリットがあります。
代替行為について詳しくはこちら↓どうぞ。







デメリットは…「いくら水を一滴手のひらに垂らしてサラサラにしても、黒いキーボードはペカペカに光る」ぐらいでしょうか?(白いキーボードならOK!😅)





個人的には無印良品のネイルオイルが好きで数年来使っています。
ペンタイプなので持ち運びに便利です。1本税込750円。
いっとき店舗から消えたけど、再発売されたのかな?通販では取り扱っているようですね。




結論:自然素材のネイルオイルをとにかく塗ろう!


ネイルオイルの選び方は、
1)自然素材100%で口に入れても安全なもの
2)自分に合った香りのもの
3)食用オイルでもいいがお腹が空いたとき舐めたくなりすぎないもの
この3点を念頭においていろいろ試してみましょう。





ネイルオイルの塗り方のコツは
「爪の裏から表にかけて塗る」
「水を一滴手のひらに垂らすとオイルが乳化してベタベタしなくなる」
「タイミングはいつでも良いので何回も塗る」
というのが先述の動画で説明されています。





それを踏まえてネイルオイルを塗る頻度は、
「爪を噛んだらとにかくネイルオイルを塗る」
「噛んでなくても塗る」
「何度でも塗る」
です。





辛抱強くネイルオイルを塗り込んで指先マッサージをすることで、だんだんと爪が硬くなっていきます。
そうすると噛んでも噛みちぎりにくくなるので、爪噛みしにくくなります。





ということで、爪噛み癖でふにゃふにゃ爪に困っている方が爪を硬くして噛みづらくする方法「ネイルオイルをとにかく塗る」、もし良かったらお試しください。




ここまでお読みいただいてありがとうございました😊

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