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失われたブリティッシュアクセント?!
こんにちは、Mikoです。
あるイギリス人男性とデートしていた頃。
何度かデートして、ある日ふと感じた事…。
「そう言えばブリティッシュアクセント(イギリスなまり)がない!いや、むしろアメリカっぽい…?!」
ブリティッシュアクセントが「ない」と言えば嘘になるかもしれませんが、少なくとも「非常に弱い」。
でも、彼はゴリゴリのイギリス生まれイギリス育ちです。むしろ訛りが強いと言われるリバプール出身。彼らの訛りはスカウスと呼ばれます。
私は昔からブリティッシュアクセントが好きです。(地方によって響きが異なりますが、全体的に。)
ビートルズ、ロードオブザリング 、ハリーポッターなど多くのイギリスのものが好きというのもありますが、あのキレのいい発音が聞いてて何となく心地良いのです。
また、私はオーストラリアに約4年滞在していた経験があります。
オーストラリア英語はイギリス英語から来ている為、スペルや単語に馴染みがあるというのも一つの理由だと思います。
封じられた訛り
故郷のアクセントがない理由…、それは彼の職業にありました。
彼は日本で働く英語講師だったのです。
〈参考にならないイギリス訛りに関する私調べ〉
・イギリスから日本への旅行者 → 結構強い
・日本在住で外資系かフリーランス→ 強い
・日本在住の英語講師/教師→ 非常に弱い
「イギリス英語を教える」という学校や、「すでに英語力がある人に教える」という場合なら別ですが、そうでない場合、強いアクセントは残念ながら学校では喜ばれないようです。
日本語だって同じですよね、強い訛りのある日本語の先生から教わったらそう覚える。(個人的には訛った日本語を喋る外国人がいたらすごく親しみ湧くし友達になりたいですが…。)
学校としてはお客さん(生徒)目線にならざるを得ないんでしょう。先生によって発音違ったら生徒は混乱しますしね。
自然と普段の話し方も影響されるのか、
彼はフライドポテトの事も「チップス」ではなく「フライ」と言うし、ゴミの事も「ラビッシュ」ではなく「トラッシュ」と言っていました。(この辺は個人差や、学校の方針の違いがあると思います。)
きっとホリデーでリバプールの実家に帰省したらまたアクセントは復活するのでしょう。そして日本の仕事に戻るとまた封印されていく…(笑)。
世界の共通語英語の「訛り」について
以前出会ったメキシコ人の知り合いが興味深いことを言っていました。
「僕の英語はメキシコ訛りがあるけど、それを誇りに思っている。自分のアイデンティティだから一切直そうとは思わない。」
「訛りのない英語こそが正義!」と思っていた20代の私にとっては目から鱗でした。ですが今思い返すと、すごく素敵な考え方だなと思いました。
日本人の中には、自分の日本人アクセントを恥じて発言を躊躇する事が多いと聞きます。
私は日本生まれ日本育ちなので、中学校・高校でアメリカ英語を学び、その後4年間オーストラリア英語や世界各国から来る人々の英語に触れ、映画や動画などからは日々様々な英語を聞いています。
そして私は日本人。むしろ訛りがない方が奇跡です(笑)。
訛りがあって当たり前ですし、引け目に感じる事なんて一切なし。
それが私の英語だし、私の歴史でもあるのです。
まとめ
英語は目的ではなく、あくまでツール。
でも、一度手に入れると見える世界がガラッと変わる、魔法のようなとんでもないツール。
これからも一緒に英語の勉強楽しんでいきましょう♪
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