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ビジネスメールって人柄が出ていて面白い

やっと一週間終わりました!
今週も長かった…

さて、私の社会人歴も早十数年。
仕事では指導の一環として、後輩のメールを添削することがあります。

プライベートのメールと異なり、ビジネスメールは用件を相手に丁寧に伝えるだけなので、それほど大差はないと思いがちです。
けれども、意外と人柄が漏れ出ている気がします。

普段は優しいのにメールだと上から目線な人、決して謝らない人、自分の都合を押し付ける人、文章がくどくて何が言いたいのか分からない人、誤字脱字に無頓着な人…

仕事に慣れないうちは、言い回しなどまだまだ知らないことも多く、上手く文章を書く技術がないだけということもありますが、それでも隠れた人間性が出ちゃってるようで面白いです。

仕事だと「手間かけちゃってごめんね」くらいの軽い気持ちで「申し訳ございません」を使うこともよくあります。
正直言ってビジネスメールの「申し訳ございません」に、大した意味はないと思っているのですが、絶対に使わない子もいます。

たしかに悪いのは上司だったり、クライアントだったりするので、別に担当者は悪くないのですが、プライベートでも喧嘩したら絶対謝らないタイプの子なのかもとちょっとドキドキ。

「してもらって当然」感のある文面の子は、チヤホヤされて育ったのかなと思ったり、くどいメールを送る子は、仕事が丁寧すぎて要領が良くないのかなと思ったり。
ちなみに、完全に私の独断と偏見ですので、該当する方がいたらすみません…

ビジネスメールのルールも、人によって様々な考え方があります。
私はある程度の長さで改行すべきだと思っていたのですが、改行されていると見づらいという人もいます。
漢字多めが好きな人、ひらがな多めが好きな人など、好みもまちまちです。

ビジネスメールの書き方に迷っている方にアドバイスをするならば、相手のメールの雰囲気に合わせて書くことです。

私の場合は、どのくらいの文字数で改行するか、漢字とひらがなの比率、よく使う言い回し等、相手のメールを参考に似たような雰囲気のメールを送るように意識しています。

結果的に相手にとって見慣れた見やすいメールになります。
経験上、きちんと読んでもらえる確率が上がる気がするので、良かったらお試しください!

ちなみに、人間性が一番出ると個人的に感じているのは、メールの署名です。
会社でテンプレートが決まっている場合もありますが、やたら自分の名前を強調してきたり、☆ や ♪ 等を駆使していると、私の中の警戒センサーが発動します。

「今は普通にやり取りしているけど、実は自己顕示欲が強いタイプなのでは」と警戒心でいっぱいです。
結局、最後まで良い人であることも多いのですが…

こんなことを書いておいて、私のメールもどう思われているか分かりませんが、メールひとつで相手がどんな人か想像力を膨らませるのは楽しいです。

みなさんが何気なく受け取っているメールの中にも、相手の人間性が隠れているかもしれません。

普段メールの署名や文章を細かく見ていない方は、是非意識して見てみてください。
相手に対して何か意外な発見があるかもしれません。

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