失敗しない結婚のために相手を選べているか

好き好き、彼のこと大好き！という気持ちで結婚する人は少なくないと思います。

結婚は勢い、という言葉があるように、あまり相手のことを知らないうちに好きな気持ちに流されて結婚。しかし、結婚してしばらくして恋心も落ち着いてみたら実は生活習慣が全く合わなかったり、モラハラだったり、ＤＶをする人だと気づいてしまう。そんな話を聞いたことはありませんか？

シンデレラも魔法をかけていたときは美しいドレスとアクセサリーで着飾ってお姫様のような佇まいでした。しかし、魔法が解けたら真実の姿が現れます。

果たして王子は、町娘のシンデレラに出会っていたら恋に落ちたのでしょうか？

ビジュアルで相手を見初めて結婚したのであれば、リスクがあります。

王子はその美しさに惹かれたのであって、彼女の中身を知りません。ビジュアルがよければ性格もいい、という保証はどこにもありません。

しかし、結婚する前に彼女がどんな人かを知るすべは本当になかったのでしょうか？？

という訳で、今回は結婚前に知っておきたい結婚相手の情報についてお話させていただこうと思います。

この情報を事前に把握したうえで結婚すれば、結婚後に「こんな人だと思わなかった！」と絶望するリスクが少しは軽減できると思います。

相手の普段の言動を見る​

彼や彼女が普段している言動で「おや？」と思う部分はないでしょうか。外食に行ったときに店員さんへの態度が横柄だったり、誰かを見下すような発言をしていたり、自分のことをバカにするような態度であったり。

違和感を感じる部分についてはしっかりと見ておきましょう。

結婚後、この違和感の部分が火種になることがあります。

「好き」という気持ちのときはそこまで気にならなかったとしても「好き」という気持ちが落ち着いたころにその相手の言動が気になり始めることもありえます。

その際は違和感を違和感のまま放っておかず、なぜそういう発言をするのかを分析してみましょう。

それが劣等感なのか、はたまた過去の経験なのか、原因はわかりませんが、なんらかの理由があって違和感に感じるような発言を相手はしているのでしょう。

違和感を抱える相手をあなたは本当に受け止めることができるのかを事前にシュミレーションができるといいと思います。自分に余裕がなければ無理な時は無理です。

相手の友達を見る

類は友を呼ぶ、と言います。人間誰しも自分に似た人といるほうが心地いいものです。

友達が風俗に通うのが好きなら、影響されて風俗に通う。
友達がギャンブルが好きなら、影響されてギャンブルをする。

物事のいいと思うことや悪いと思うことが多少なりとも一致しているから集うわけです。

彼の友達を見ることで差し測れることもあるでしょう。
結婚前に彼の友達を見る機会があれば、どういう友達なのかチェックしてみましょう。

勿論友達＝相手とは一概には言えませんが友達から見えてくる相手の人となりもあるでしょう。

相手の両親を見る

DNAは親からくるので、似てるなぁ…という部分は少なからずあります。

反面教師で親とは全く主義主張が違う子供もいるので、親から判断できることがすべてではないのですが…。

家族感については、母親や父親がロールモデルになってると思いますので、少なからず影響があるように思います。

母親が専業主婦の場合、全く家事ができない息子が爆誕し、奥さんに母親と同じような役割を求める、といった男性も少なからずいるように思います。

親の価値観をアップデートせずにそのまま受け継いでいる場合は両親を見ることで参考になる部分はあるはずです。

また今後の親戚付き合いを見越して、義理の両親がどんな人か、どんな付き合い方になるかは想定できると心強いです。

最後に

つらつらこんなことを言っておいてなんですが、ここまで相手を見たら結婚できないよなぁ…。とも感じなくもないですよね。

相手のことを知らないから結婚できる面も少なからずあり、とりあえず勢いで結婚して、結婚した後思いもよらないことがあったとしても、もがきながらお互いに成長していくというルートも確かにあるはあるのです。

ただ、自分にキャパがないときはしんどいと思いますし、乗り切れないくらい大きすぎる問題もあるでしょう。

キャパを超えそうな相手であれば、今回は見送って別の相手を探したほうがより長い付き合いが見込めるのかな、とは思います。

勿論、相手の言動、友達、両親が相手の人格形成のすべてを決定するわけではありませんが、結婚後トラブルがあったときに、よくよく見てみると交友関係やご両親の言動から相手にこういう影響があったんだな、と読み取れることもあります。

恋心で目が曇っているときはなかなか目が行き届かないところですが、よく観察して、相手の人間性をしっかり確認してから死ぬまで一緒にいられる相手かのチェックをしておくとよいでしょう。

結婚相手は恋愛相手の延長線上にあるようにも感じますが、冷めやすい恋愛以上に一緒に暮らしていけるかが一番大事です。

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