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noteを書くきっかけとして、使っていただくことの多いnoteたちを紹介します

誰かのnoteを書くきっかけを作れることが、異常に嬉しい。

おそらくそれは、noteディレクターだった時の名残であるし、子どもの頃から持っている感覚でもあると思う。

そもそも、誰かの「書きたい」が好きで、「書きたいけど書けない」も好きだ。我慢ができなくて、面と向かってそんなことを言われたときには、すかさず「書いちゃえ書いちゃえ〜」と口に出してしまう。「少なくとも自分は受け止めるから、書いてみてはどうですか」と口に出してしまう。

ところで話は変わるのだが、我が家ではオイシックスを週に1回、宅配している。登録をしておくと、定期的に食材が送られてくるあれだ。レシピと、使い切れるだけの材料がパックにされていてとてもありがたい。

オイシックスの良いところは沢山あるが、2皿ぶんくらいの料理の材料と手順が書かれたシートがひとまとまりになっている「ミールキット」というものがとくに素晴らしい。指示された段取りに沿ってつくると、間違いなく美味しい物ができる安心感がある。

・・本題に戻ると、さいきん、多くの方のnoteを書く相談にのっている中で、文章を書く上での「ミールキット」というのがないものかな、と考えるようになった。

ふだん、僕は編集者として、書き手に対して、テーマやお題の提案をすることがある。noteが用意してくれている「投稿企画」なんかも、書くきっかけとしてはすごくいい。

こてはこれでよいのだが、もっと分かりやすい、「これに沿って書いていけばOK」というフレームを提供したいと思い、考え、用意したいくつかの「質問集」がある。

きょうはその中でも、比較的取り入れていただきやすい3つのやり方を紹介します。

▼自分の取扱説明書

まずはこちら。よく読まれ、よく使われています。元陸上選手の爲末大さんが用意した、24の質問が並んでいます。ライトな診断のように取り組んでいただけます。

質問に自問自答して心のなかで答えて見るだけでも面白いと思いますし、1行ずつアンサーを並べるだけでいいから公開したら周囲の方々が助かる面もあるかなと。

このnoteをきっかけに書かれた方が多く、回答を並べて読むと面白かったものですから、観測できたものだけでもマガジンにまとめています。そして、余談ですが、ふとした機会に、爲末さん御本人にお会いする機会があったので、マガジンをお見せしたところ、喜んでくださいました。

▼ゆるい週報を書くためのフォーマット

「仕事のことを書けない」って、とにかくよく聴くんです。そして、その感覚はとてもわかります。SNSをやるメリットが全然なく、デメリットやリスクが勝ってしまう境遇にある方は、企業やチームの種類を問わずたくさんあるわけです。

そんな方にとっても、アウトプットをする意義や価値はあると思うから、角が立たない仕事の振り返りってどういう問いだろう?ということをたくさん考えてつくりました。

▼好きなミュージシャンについて語るとき用

好きなミュージシャンの話は、盛り上がるのだが、いざ自分がそれについて書こうとする時に、謎のプレッシャーがかかることがあるなあ、と、昔から思っていた。それで用意したのがこのnoteだ。

問いは5つ。まだまだ決定版ではない気もしているが、わりに使い勝手がいいようで、書いてもらえている。以下のnoteの記事末に、書いてくださったものを追記しているので、よかったら読んでみて下さい。

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2000年代、インターネット黎明期の頃にはこうした、コンテンツづくりのきっかけを促すようなサジェストがたくさんあった気がする。「100の質問」みたいなやつ。楽しかったなあ。「◯◯バトン」とか、ありましたよね。

これからも、こういう書くためのフォーマットみたいなのを考えていきたいです。

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