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013 | 作りたいものは『PRコミュニティ』

福岡で商業デザインを本業としながら、Webマガジン『ミッケ!フクオカ』の編集長でもあるおしけんです。note投稿13回目。ただいまミケフクの1周年パーティーを企画中。

よく「何でそんなことやってるんですか?」と聞かれる。「そんなこと」とは、福岡ツイッターナビや、ミッケ!フクオカのこと。

一言で返すなら『やりたいから』で済むけど、もうちょっとだけ掘り下げてみる。今回はある意味〝発信すること〟がメインのお話。

最近は様々な人がSNSや、こういうnoteのようなツールを活用してPR活動を行なっている。それこそジャンル問わず、年齢性別も問わず。もっと言えば個人にとどまらず、企業や団体も〝公式アカウント〟は必須のものになっていて。だからこそ、多くの人が陥ってるわけです。本来プラスであるはずのツールが、逆効果を生んでいることに。

本当に多いのが『更新しない』ということ。これがびっくりするほどよく見かけるアカウント。例えば一昔前のビジネスの話でもよくありました。『サイトを作ったら誰かが見てくれる』という勘違い。ようは『運用すること』の意識がすごく抜け落ちてるわけです。

次に多いのが、更新や投稿は頻繁にしているにも関わらず、PR活動を意識していないアカウント。いいんです、SNSとかは好きなことをどんどん投稿しても。でも、それが本来の目的でしたか?と思ってしまうようなものも本当に多い。頑張って発信はすれど手応えがない。こちらは『見られること』の意識がすごく抜け落ちてる。これはとても「もったいないなぁ」と思うんですよね。

さて。

そんな中で、やっぱり個人だけの力では限界がある。爆発的にフォロワーが増えない限り、発信する先もいつも同じ相手。そういう方にこそ、ぜひ福ツイやミケフクを活用して欲しい。

例えば、ご協力いただいているモデル・芸能事務所さんとのお話。色々と媒体の説明をさせていただく中で、必ず確認することがあります。

『他の事務所の方との共演がありますが、よろしいですか?』

もう、これがある意味全てと言ってもいいくらい。わかりやすいので例として事務所ケースを挙げましたが、お店でも企業でも目指すところは同じ。いつもと違う人たちが目にするきっかけ作りのための媒体。モデルAさんのファンの方がBさんを見つける。Bさんのファンの方がCというお店を知る…みたいな。そういうクロスというか連鎖というか、関わる人たちみんなで盛り上げるプロモーション媒体が、目指す発信の姿だったりします。

情報が溢れているからこそ、きっかけをあちこちに散りばめた上で、伝えていく必要がある。それこそミケフクで言うなら、誌面に掲載することよりも、その後の発信の方が関わる上ではとても重要なわけです。テクノロジーが発達しても革新が起こっても、発信力は最終的に〝人〟のチカラが必要になる分野だ。