メモ10

とどのつまり私は依存しあう仲しか知らなかったんだなあと、久保家が年がら年中喧嘩してるのに仲がおかしくならないのを何万回も体感して気づいた。

そして依存のない繋がりをみぢかな関係性と、私なりにちょっと想像してみたけど、そこのない沼しか出てこなかった。

どう考えてもはっきりしないのに、unknownなこわさだけがリアル感を持って迫ってくる。

このことを私は本当に何も知らないのだと思った。
#小

メモ9

「しかしいったん、すべてのあらゆることがあるとみられるとき、なぜという質問はもはやないのです」

ゾイに絶対にカエデ好きだよってすすめられて来たお話し会。ロンドンの郊外から来たトニーというおじいさんの言っていることは、わからなかったが、帰り道身体が軽くなってた。
#小説 #創作ノート

メモ７

「引き寄せの法則については、どう思いますか？ユングのシンクロ二シティとか？」

小出さんはこちらに顔を向けると僕の目をじっとみた。その目は僕の心臓に直に入るような感覚があって、はじめて小出さんをこわいと思った。

「引き寄せの法則はあると思っている人には、あるんだ。潜在意識を有用活用すると成功すると思っていれはそれは存在する。僕が言っているのはそういうことではなくて、例えば全部が水だってことなんだ

メモ5

「ただの自分を、その身の丈のまま、そこここにあるエネルギーの表現としてあり続けることが、フィルターがないってことなんだ。」 #創作ノート #小説

メモ4

「カサデカンポは療養のためにつくられたんだよ。今ではセックスを求めてくる人達の商談場になってるけど。」
#創作ノート

「なにか自分が見つけ出したものなんて、しょせん恐怖を超えないのだと思っていた。」