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外反母趾とパンプスそして #スニ活

とある空港会社ではCAさんの履く靴をパンプスからスニーカータイプのひも靴に替えたという記事を目にしました。世の中が徐々に変化しているのを感じます。職務規定でパンプスでなければならず、その規則の下で泣いている足を何人も見て来た靴屋としては素晴らしい取り組みと感じました。かたや、決まりはないけれど、スーツに合う靴はパンプスでなければならない(足は痛い、でもスマートな靴でないと見た目が・・・)とご自身で苦しめている方もいます。

足合わせが難しいパンプス

「カットの(くるぶしより)低い靴で。爪(つま)の上方(甲を覆う部分)には何もなく、一般には足を締める(留める)ものなしで履かれる」というのがパンプスの総称です。ヒールのついたタイプもあれば靴底のフラットなものもあります。足を留める道具がついていないので履きやすいかわりに脱げやすいというのが特徴です。スーツで合わせる場合、3~4㎝ほどのヒール付パンプスを選ばれる方が多いようです。また、あらたまった席での使用となればストッキングを着用して履かれることと思います。ストッキング自体が滑りやすい素材なので滑り台につま先立ちで立っているような状態になります。外反母趾などのトラブルを抱えていると足へのリスクはさらに大きくなります。このようにパンプスの特性上、足合わせがとても難しい靴。残念ながら見た目(履いた姿ではなく、飾ってある状態)がキレイで華奢で、履き心地も良くてというものはありません。

どうしたものかと悩みますよね。

先ほど、「見た目」を履いた姿ではなく、飾ってある状態と書きました。これってどういうことかというと、特に足に合っていなかったり、その影響で足が痛かったりすると、履いた姿は決して美しいものにはならないということがあります。三喜屋は貴方の足を守りたいと思っています。だから、外反母趾など足のトラブルがある人に、パンプスはお勧めしません。

こんな提案はどうでしょう。

足にトラブルのない方でも長時間パンプスを履いていると、・足のウラが疲れる、痛くなる・ふくらはぎが張ってくる・ヒザから下がむくんでくる といった悩みを抱えられることは多いと思います。
それでもヒールのある靴を履かなくて履かなくてはいけない場所や、お仕事があります。パンプスというデザインではなく、おなじヒールの靴でも以下のようなもので対応されてはいかがでしょう。
・ベルトやシューレース等足を固定できるタイプを選ぶ
・指先のシルエットと靴先のシルエットと合っている(締め付けない)デザインを選ぶ。
どうしてもパンプスでなければと不安に感じる方は、現地まで楽な靴で出かけ、履きかえるなど上手に付き合っていくと良いかなと感じます。これから先も自分の足で人生を歩み続ける為にあなたの大切な足や身体を三喜屋は守ってあげたいです。

礼装用やあらたまった席でパンプスを履きたいけれど、足が痛くて困っている。そんな方は是非三喜屋にご相談下さい


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