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創作

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趣味で時々書いている小説です。 何か大切なことを考えるきっかけ、一歩を踏み出すきっかけ、世界の見方が変わるきっかけを作れたら嬉しいです。
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記事一覧

【短編】めざめ

 この世に挨拶なんて、なければよかったのに。  玄関で宅配便を受け取った僕は、部屋の内側…

Mikiya
2年前
5

【ショートショート】魔法のソファ

「ゴホッゴホッ」  発熱こそないが、もう一週間近く咳が止まらない。そんなぼくを心配して声…

Mikiya
4年前
26

【ショートショート】樹海

「お兄さん、お兄さん。そんな暗い顔してどうしたんですか。まぁ大体の事情は分かりますよ。よ…

Mikiya
4年前
27

【ショートショート】夢追交差点

 限界集落における観光業の役割は大きい。  大山村は少子高齢化、都会への若者離れの影響を…

Mikiya
4年前
28

【ショートショート】自分だけの誕生日

 豊潤に香るコーヒーを片手に、普段は高くて頼めないモンブランを口にそっと運ぶ。ぼくは今日…

Mikiya
4年前
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【ショートショート】真の理解者

「攻めろ」  ホワイトボードに書かれた三文字を数秒間見つめた後、五人は視線をずらしてスト…

Mikiya
4年前
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【ショートショート】詰まったビン

「何それ?」  ぼくが仕事を終えて帰宅すると、ソファに仰向けで寝そべった父が何かを頭上にかかげながら怪しげな笑みを浮かべている。 「おかえり。これか?ものすごいもの、見つけたんだよ」  それは、ラベルを剥がして捨てる直前のなんの変哲もないパスタソースのビンのように見えた。 「だから何なのさ?」 「とにかくすごいんだ。友人が売ってくれたんだけど、こんなものが世の中にあったとはな。お父さん、全然知らんかったよ」  質問に全く答えない父に少し苛立ちながらも、ソファに寝そ

【ショートショート】デイト印の記憶

「はい」  デスクの右端に置かれた透明なプラスチックの受け箱に一枚の紙が滑り込む。まただ…

Mikiya
4年前
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【短編】鶏卵(前編)

 三連休明けの出勤は気乗りしない。午前のオフィスでは、あちこちでため息が合唱していたが、…

Mikiya
3年前
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【短編】鶏卵(後編)

(前編の続き) 「ご確認よろしくお願いします」  デスク右端の透明なプラスチックの受け箱…

Mikiya
3年前
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【エッセイ】泥団子と小説

 幼少期——特に小学校に入学するまでの記憶の多くは分厚い霧がかかって見えない。それでも霧…

Mikiya
3年前
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