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【書籍紹介】稼ぐまちが地方を変える

有料記事と無料記事を並行して発信していこうと考えており、書籍紹介記事は最後だけ有料にしていこうと考えています。無料部分でも十分楽しめる内容にする努力は惜しみませんが。

今回は、ジブン株式会社経営に取り組まれている木下ファミリーの皆様なら一度は聞いたことのあるこの本。

「シャーデンフロイデ」を読み終えたのでこちらをようやく読みました。

今日はこちらの本を自分に当てはめつつ、今後自分が仕掛けていきたいことについて記録しておこうと思います。今後仕掛けていきたいことは未確定事項なので有料にして伏せておりますが、興味のある方はぜひそちらもお読みください。


概要

概要はというと、高校生のときにとあるきっかけで経営者となった木下さんの経験や大学院での学びを踏まえ、まちづくり経営を成功させるための鉄則や、これからの公民連携のあり方について書かれています。

とりわけ第二章の『まちづくりを成功させる「10の鉄則」』はどこを読んでも学びしかないといってもいいくらい示唆に富んだ内容で、ここ一年の自分の行動を振り返りながら読むと、体にしみこむレベルで理解が深まりました。

自分の活動に当てはめてみた

自身の活動に当てはめてみたとき、これは活かされているなと感じたものを3つご紹介いたします。

鉄則②「補助金をあてにするな」

木下さんの著書にはよく登場するのが「補助金は麻薬である」という言葉。補助金を手に入れたその瞬間はいいかもしれないが、結果的に補助金がなければ何もできない状態になり、補助金を当てにしていたがために地域の富が流出してしまうことの危険性が謳われています。

自分の活動、といっても営利活動ではなくOB会役員としての活動ですが、何もせずにお金が手に入る状態を想定することなく、どうにかして活動資金を集めようという意識を強く持ってこられたかなと思います。

一方で身内からは「そんな稼いでどうするのか」とか「補助金をきちんと使って運営していけばいいんだ」という御意見もいただき、立場上反対しづらい状況にあったことは否定できませんが、私の活動を見ていて、それに賛同してくださる方とのご縁が深まったなと感じています。

鉄則④「全員の合意は必要ない」

これはOB会に関係なく、仕事でも常に心にとめています。数年前に職場改善に関連する部署で働いていた頃は「現状がベスト」とか「議論が尽くされていない」という壁に何度もぶつかりました。当時は合意を得ることに必死で、今だったらもう少しうまくやれたかなという思いもありますが、人間は変化に対してネガティブな反応をする生き物だという事がよく学べました。

話がそれましたが、OB会の会合でも新しい取組の提案に否定的な意見をぶつけられることが多く、自分のやりたかったことの半分もできていない状況にはあります。が、中には「やってみたらええやん」という声をいただくことも増えてきており、少しずつですが私のやりたいことや理念が浸透してきていると感じています。

「やったことないから」という理由だけで反対する人たちには、憐みのような感情をいだくようになった今日この頃です。

時期尚早と言う人間は100年経っても時期尚早と言う。前例がないと言う人間は200年経っても前例がないと言う。

川淵三郎

鉄則⑤「『先回り営業』で確実に回収」

営業は本当に大切です。営業というと「物を売る」というイメージを抱きがちですが、営業の本当の目的は「商品を知ってもらう」ことにあります。その商品を使うことで自分の生活がどういう風に変わるのか、究極の話人生がどう変わるのかということを明確にイメージしてもらい、そこに価値を感じた瞬間に、みんなのお財布のひもが緩むんだと思います。

「先にお金を作っておく」ことは非常に大切で、他に幹事をさせていただいている部活のOB会で、昨年度は新たな取組をしました。具体的にはECサイトを活用したOB会費の徴収だったのですが、会合開催前から何度も何度も会費支払いのお願いをくり返し、無事に黒字で終えることができました。

働けばお給料がもらえる給与所得者的な思考から脱却し、先にお金を作るための営業の大切さを学べたことはよかったです。

今後仕掛けていきたいこと

今後新たにチャレンジする取組

実は今、新たな取組にチャレンジしようと思っています。きっかけになったのはこちら。

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