【1000の日々】857/1000
猛暑のなか某都市の祭りなど観に行って体力をめちゃくちゃに消耗する。いや正確にいうと暑さのせいではなく、前後の仕事を調整仕切れなかったスケジューリングの失策だ。で、その後体調不良を引きずっているが、それでも旅はあきらめない方がいい。仕事に微妙に影響しても大迷惑をかけるレベルではないなら、そしてその仕事がどうしても自分にしかできないものでないのなら(組織に所属する人間にはそんな仕事はそもそも滅多にない)、旅はあきらめない方がいい。干からびている自覚があるならなおのこと。
旅から帰り、ある案件をめぐる、ある事実を知る。その案件の先頭に立つ人間の品性のありようが疑われる、と思わされる系の事実だ。
こういう時はもと上司でえらいお坊さんのような人の教えを呪文のように唱える。人のことはほっとけ。自分のことをしろ。
そうだ、自分のことをしろ。書店に寄る。日々数ページずつ味わいたいような文庫本を買う。案件への参加要請メールが来るが、断る。
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