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Stop and smell the roses

決してイランの諺ではないですが、立ち止まってバラの香りを楽しむ、転じて「身近にある幸せにもっと目を向ける」やただ単に「もっと肩の力を抜いてリラックスする」という意味。なるほど、その視点で行くと薔薇ってすぐに生活に役立つものじゃないけど、人生を豊かにする本当に美しい存在ですよね!


ロシア南部の薔薇

2023年は春のイラン、初夏のロシア、秋のトルコの薔薇の産地ウスパルタで満開の薔薇を楽しみ、今年2024年もイランとロシアで楽しみました。私もまだまだ人生修行中の身でありますが、日々の生活中でうれしい、楽しいことにフォーカスするという当たり前のことができない時もよくあります。様々な国、様々な分野、様々な人々といろんな経験を乗り越えてきて経験を糧にしていますが、所詮私も人間であり女性であるのでどうしても不安になってしまうことになります。特に2024年は元旦の能登半島大震災から公私ともに不安材料ばかりがあり、そのまま4月にイランのパキスタンとアフガニスタン国境のスィスタン・バロチスタン州に行って、ペルシャのイランとは全く違う世界で戸惑った時にこの諺に出会いましたね。

元々ブログや大切な人に一番いい写真を送るために写真撮る技術は独学で向上させていましたが、いい写真を撮ることばかりに集中してあまり薔薇の香りって嗅いだことないなぁと思い、薔薇を嗅いでみると何千年も変わらぬ香りを放つ薔薇、それでも一つ一つ違う香りがある奥深さに気が付きました。ただの公園なのに、公園でこんなに深い意味を感じるなんて!

改めて思ったこのイランの諺、身近にある幸せにもっと目を向けていると目の前にある不安なんて結果は既に決まっているから宇宙に身を任せないと!と思わせてくれますね。


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