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一言話しかけることで見える、新たな世界線

HOTEL SHE, KYOTOという京都にあるブティックホテルで働いております、田中幹人です。

今日の記事は「為になる」ものとかではなく、単なる感想なのですが
個人的にはとても重要な内容だと感じたので書き残したいと思い、久しぶりにnoteを更新することにしました。

10連休というGWを終え、宿泊関係者の方は少しほっとしているのではないでしょうか。GW期間中は激動の毎日で一人一人の方とじっくりコミュニケーションが取れなかったことが心残りでした。

今日はそれを取り返すかのごとく、しっかりとコミュニケーションを取ることができて、あることを実感しました。それは、本記事にもある、

「一言話しかけることで見える、新たな世界線がある」

ということです。


簡単にいうと「話しかけてみないと相手のことなんて全く分からないよね、逆に話しかけることで思いもよらないようなエピソードを聞けたり、面白い繋がりが生まれるよね」

ということです。

今日のゲストのかたでいうと、実は朝に一回、当ホテルにアイスクリームを食べに来てくださり、なんと夜にもクラフトコーラを飲みに来てくださったのでした。日帰りの京都旅行で、始まりと終わりに立ち寄ってくださってとても嬉しかったです。

また別の方は、山口県の萩市でゲストハウスを運営されている方でした。
ゲストハウスの今までと、今後どのようなことをしていきたいのか、難しいことに挑戦しながらも凄くやりがいを持って現在の仕事に取り組まれている素晴らしい方でした。

そんな方々とお話をして「もし、話しかけなかったら…」と考えました。

ただ、チェックインをする。
ただ、ドリンクを提供する。

ホテルのスタッフとゲストという関係性ではありますが、そこに生活の交わりはありません。それが、一言話しかけることで思ってもいなかったような方向に進むことがあるのです。

もちろん、全ての人が積極的に話したいわけではありませんし、そこのコントロールや判断はします。でも、ゲストの方は自ら進んで自身のことを話してくださるわけではありません。(僕もしませんし)

だからこそ、一歩踏み込んで話しかけることで新たな繋がりが生まれ、豊かな気持ちになる。

一つのホテルという舞台で時間を共有することができる。CS(顧客満足)を上げるためのコミュニケーションではなく、QOL(生活の質)を上げるコミュニケーションが良いなぁ。


素晴らしい夜でした。
ホテルって楽しいよ。

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