練習の成果を加速する!ダメ出しではなく自分の成長にフォーカスする方法
ただなんとなく練習しているだけではダメ
あなたは何かを練習していますか?スポーツ、音楽、語学、資格試験など、様々な分野で練習は必要ですよね。でも、ただなんとなく練習しているだけでは、やりっぱなしとなり効果は半減してしまいます。
ダメ出しばかりではモチベーションが低下して続かない
練習をするときに、他人からダメ出しばかりされると、どう感じますか?
自分はできない、上達しない、努力が報われないと思ってしまいませんか?これは、自分の自己効力感を低下させることになります。自己効力感とは、自分ができると信じる力のことです。自己効力感が低いと、自分に自信が持てず、挑戦する気力が失せてしまいます。これは、練習を続けるのに大きな障害になります。
また、ダメ出しばかりしていると、練習そのものが楽しくなくなってしまいます。練習は、自分の好きなことや目標に向かって努力することです。それが苦痛になってしまったら、どうでしょうか?やる気が出なくなりますよね。練習を楽しむことは、モチベーションを保つためにも重要です。
自己フィードバックをしよう!
では、どうすれば練習の効果を最大限に引き出せるでしょうか?
答えは、自己フィードバックです。自己フィードバックとは、自分の行動や結果について客観的に分析し、改善点や次の目標を設定することです。振り返りをすることで、自分の強みや弱みを知ることができます。また、自分の成長や進歩を感じることができます。これは、モチベーションを高めるのに非常に効果的です。
例えば、テニスの錦織圭選手は、試合後に自分のプレーをビデオでチェックし、自己評価を行っています。錦織選手は、「ビデオで見ると、感覚と違っていることが多い」と語り、自分の動きやミスの原因を分析し、改善策を考えています。
サッカーの本田圭佑選手は、試合中にも自分のプレーを振り返り、自己コーチングを行っています。本田選手は、「試合中にも自分で考えることが大事だと思う」と語り、自分の状態や相手の動きに応じて戦術を変えたり、チームメイトに指示を出したりしています。
振り返りのフレームワークKPTとは?
では、どうやって振り返りをすればよいのでしょうか?
ここでおすすめしたいのが、KPTというフレームワークです。
KPTとは、
・Keep:良かったこと
・Problem:悪かったこと
・Try:次に試すこと
の頭文字を取ったものです。これは、ビジネスやプロジェクトでもよく使われる手法ですが、個人の練習でも応用できます。
例えば、英語のリスニングを練習した場合、
・Keep:聞き取れた単語や文があった
・Problem:スピードが速くてついていけなかった
・Try:スピード調整機能を使って徐々に速度を上げる
というように振り返ることができます。
このように振り返ることで、
Keep:自分のできたことに自信を持つ
Problem:自分のできなかったことに気づく
Try:自分の改善策を考える
というプロセスを経ることができます。
これは、自分の学習効率や質を高めるのに役立ちます。
何よりも継続、続けることが一番大切
だだし、練習の成果を得るためにはKPTだけでは十分ではありません。
何よりも大切なのは、継続することです。毎日少しずつでもいいので、練習と振り返りを続けることが重要です。そうすれば、必ず成果が出てくるはずです。
あなたもぜひ、KPTの振り返りを行ってみてください。
あなたの練習が楽しく充実したものになることを願っています。