【健康食材】香菜パクチー
パクチーは、独特の香りが好き嫌いを分ける食材ですが、ハーブとしてのメンタル効果があり、 健康や美容にも良いので、ぜひ食生活に取り入れてみてくださいね😊
パクチーについて
パクチーは、地中海沿岸や西アジアが原産国といわれているセリ科コエンドロ属の植物です。正式名称は「コリアンダー（英語）」といいます。
「パクチー」はタイ語で、パクチーの葉の部分を指します。
中国語では「香菜（シャンチャイ）」と呼ばれています。
ハーブとしてメンタル効果はありますか？
パクチーは、独特の香りが好き嫌いを分ける食材ですが、実はその香りにはメンタルにも良い効果があると言われています。
パクチーの香り成分
パクチーの香りは、実は葉よりも茎の方が香りが強いと言われています。
パクチーの香り成分には、ゲラニオール、リナロール、ボルネオールという成分が含まれています。
これらの成分には、胃腸の働きを助ける効果だけでなく、鎮静や鎮痛、抗炎症作用も持っています。
ストレスや不安を和らげたり、頭痛や生理痛を軽減したりする効果が期待もできます。
また、ゲラニオールには女性ホルモンであるエストロゲンの働きを高める効果もあります。
ホルモンバランスを正常化する効果が、更年期障害やうつ病の予防や改善にも役立ちます。
パクチーの栄養成分
パクチーにはビタミンCやβカロテンなどの抗酸化成分が豊富に含まれています。
これらの成分は細胞の老化を防いだり、免疫力を高めたりします。
美肌効果や風邪予防にも効果があります。
パクチーはエスニック料理によく使われますが、サラダやスムージーなどでもおいしく食べられます。
パクチーの香りが苦手な方でも、他の食材と一緒に摂取することで香りが和らぎますし、
栄養素の吸収率もアップします。
また、パクチーには、老廃物や毒素を排出しやすくし、デトックスする効能があります。
パクチーの根っこ
パクチーは根っこの部分も食べることができますが、香りはほとんどありません。
その代わりに、パクチーの根っこを軽くつぶして、魚の臭み取りや煮込み料理に使うと、
風味が出ておいしく食べられると言われています。
カレーに入っているスパイスのコリアンダーとパクチーは同じ？
もともとの植物は「コリアンダー」で同じですが、スパイスのコリアンダーは乾燥させたコリアンダーの種子の部分を使います。
スパイスのコリアンダーを作る工程は以下の通りです。
・ コリアンダーの植物を収穫する。
収穫時期は花が咲いた後で、種子が茶色くなっているときが最適。
・ 茎から種子を摘み取る。
種子は丸くて小さく、表面に筋が入っています。
・ 種子を日陰で乾燥させる。
湿気や直射日光を避けて、風通しの良い場所で数日間乾燥させます。
・ 乾燥した種子を保存容器に入れる。
密閉できる容器に入れて、冷暗所で保存します。
・ 使うときに必要な分だけ種子をすり鉢などで砕くか、
粉状にする。粉にすると香りが飛びやすいので、使う直前にするとほうが良いようです。
参照サイト
パクチーの3大効能！病気予防・若返り効果の魅力とは – 植物
パクチーの栄養と効能について｜良好倶楽部.
コリアンダー(パクチー)の葉や種の収穫方法は？効果・効能は
調味料の百科事典
ちそうメディア
パクチーとコリアンダーの違いとは？同じ？別名で呼ばれる理由とは？
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