データベース思考を身につける
わたしがマイツールを続けてきて良かったなと思うことは、データベース思考が身についたことです。データをプールしておけば、いろんな切り口で情報を加工でき、意思決定に活かせることを知りました。
でも、最初は本当に苦労しました^^; わたしが持っていたデータは、マイツール的には「使えないデータ」だったからです。自身の経験から、まずは1行1データ、1行nデータの基本のキを身につけないと、マイツールの習得はなかなか難しいのでは、と感じてます。
今回は、データベースって何?というレベルだった私が、マイツールを通してデータの持ち方をどう学んできたのかを書きたいと思います。
使えないデータとは?
マイツール的に「使えないデータ」を以下の3つにまとめてみました(^^)
1.ソート(並び替え)ができない
2.サーチ(検索)ができない
3.情報が多すぎる
順番に説明していきます。
1.ソート(並び替え)ができない
エクセルやgoogleスプレッドシートなどで、データの並び替え機能をつかったことはありますか?並び替えたときに、データが見事に崩れていませんか? (^^;;
このようなデータの持ち方では、マイツールで活かせないことが、だんだん分かってきます。
1行1データ(または1行nデータ)形式で持つことが大切です。こちらに詳しく書いてます。→データの持ち方がダメダメだった頃の話
佐藤雅栄さん(マサヒデさん)の逆引きマイツールの16ページにも詳しい説明がありますよ(^^)
→こちらから購入できます(他のサイトにリンクします)
2.サーチ(検索)ができない
ついやってしまうのが、その場の思いつきでデータを入力してしまうことです。
NOTE
Note
note
ノート
ノート
これらの文字を、マイツールは別々の情報として認識します。そしてサーチ(検索)がうまくいかなくなります。「note」で統一するなどして情報を整理していく必要があります。データの環境整備です。※UPDやCTPコマンドをつかえば簡単にできます(^^)
3.情報が多すぎる
大量データの時代です。情報の渦の中から、自分に必要な情報を見極めていく。じつはこれがいちばん難しいのかもしれません。ついつい欲張って、あれもこれも欲しくなります。そこで、あえて制約を設けてみます。
例えば、
・データは5列まで
・情報量は1列に7桁まで
必要な情報は何かを自分に問う作業を繰り返します。
・データが複雑だと思考も複雑になる
・データがシンプルだと思考もシンプルになる
そんなことをマイツールを通して学びました。
データベース思考を身につける
データベース思考を身につけるためには、データベースに触れる機会をたくさん作ることだと思います。西順一郎先生のマイツール経営教室やM塾(Mヒデ式会計)は、そのきっかけを作ってくださいます。
西先生の名簿・日程管理教室では、データを美しく持つことを学びました。「美しさとは、分かりやすさである」「情報を華美しても、Qは一個も増えん!」という西先生のお言葉は、とても印象深くて今でも心に残っています。
Mヒデ式会計では、仕訳から財務諸表(PL/BS/CF)を作っていくプロセスで、仕訳データのシンプルな持ちかたと、シンプルな会計思考を学ぶことができました。(超おすすめです^^)
まとめ。
以上が、マイツールを通して学んだデータの持ちかたです。そして、ここから先が面白いんです。
data→information→intelligence
この順番で、意思決定に使える情報に加工していきます。
次回は、実際にSTR☆CⅡに整えたデータを使って、MQとM/Hの高い媒体や商品の分析とシミュレーション、新製品開発とマーケティングに活かしてきた事例を発表したいと思います(*^^*)
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