「データの持ちかた」がダメダメだった頃の話

MTで最初に教えてもらったのは、「データの持ちかた」でした。「データの持ちかた??何?」って感じですよね。

当時、わたしが使っていた在庫表はこんな感じ。

画像1

こんなデータの持ちかたは、MT的にはダメダメだそうで。データはヨコ長でなく、タテ長に持ちましょう。1行1データで持ちましょう。と教わりました。それでとりあえず作ってみたのがこれです。

画像2

ヨコ長をタテ長に変えました。だいぶんスッキリして見やすくなりました。これでしばらく運用していたのですが、欲しい情報がさっと引き出せないんですね。(^^;;

そもそもの話が、これは1行1データではなかったのです。すでに加工された表。そこで先輩から教わったのが、このようなデータの持ちかたでした。

画像3

なにこれーって感じですよね。でもね、こんなデータの持ちかたをしておけば、MTですごい力を発揮するというのです。それでは、MTにペタッと貼り付けてみます。

画像4


このデータを元に、「なぜ、在庫は増え続けるのか」で書いた、in-out-在庫のデータに加工していきます。

TCコマンドを使います。in-outの列を軸にして、Qを集計します。※使ったコマンドは「仕事は=」を参照。

画像5

一瞬で集計できました。そう、MTは仕事がとても速いんです。ここからさらに、TMコマンドでin-outを集計します。※使用コマンドは「仕事は=」を参照。

画像6

だんだん、すっきりしてきました。あとちょっと!

画像7

MC(ムーブカラム)でinとoutを並べ替え、項目の「合計」を「在庫」に書き換えます。次にinからoutを引いて、在庫列に入力します。

(修正)在庫は一旦マイナスになりますが、同じ列に前繰在庫を足せば、日次在庫が出ます。→ごめんなさい。これ、間違ってました(^^; 前繰在庫を1行目に入力して、ACMで+の累計をしてください。(10/13)

あとは、グラフの12番をつかえば、in-out-在庫の見える化にチャレンジできます(^^)

データの切り口が増えた

このように、タテにタテに、データをためていくことが大切だと教わりました。S(ソート)やSH(サーチ)を使うことで、半年分、1年分、カテゴリ別など、いろんな切り口で情報を加工することが可能になりました。いろんなグラフも簡単につくれます。データの持ちかたひとつで、こんなに変わるとは…!驚きでした。

そしてこの後、「理論在庫」と「実在庫」の差を知って愕然とするわたし。。。(^^;; という話は、またどこかで書きたいと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?