【映画感想】酒とバラの日々というけれど
ジャズナンバーに「酒とバラの日々」がある。
元のタイトルは「The days of wine and roses」で、「ワイン」を「酒」と略しているところがお洒落だなと思っていた。
個人的には、アンディ様の声のバージョンが好きです。
映画を観た。
プライムビデオで「酒とバラの日々」を観られると知り、いつか観ようと、ずっと思っていた。それが、今日、思い立って観ることにした。白黒映画は久しぶりだった。
率直に言うと「酒と酒の日々」
タイトルにある「バラ」というのは、「愛にあふれた生活」や「美しい思い出」といったものの象徴なのかな?
どこに、そんな成分があるのかしら?と思いたくなるぐらい、「酒におぼれていく日々」の描写が濃く、分量的にも多かった。(主人公の男性は、精神科病院の閉鎖病棟と思しき場所に、2回ほど押し込まれている)
アルコール度数80%の映画だと感じた。
有名な「アレキサンダー」が出てくるのは1回だけ
カクテルに「アレキサンダー」という甘口のタイプがある。カカオリキュールとブランデーで作られる。
「酒とバラの日々」に出てくるカクテルとして、紹介しているカクテルブックもある。(わたしが持っている古いカクテルブックには載っていた)
映画の作中でも、ヒロインは毎日のようにアレキサンダーを作って飲んでいるのかと思ったが、そうではなかった。
ヒロインが「酒の日々」でラッパ飲みしているのは、ライウィスキーであったりジンであったり……。想像をはるかに上回った、「ガチのアルコール漬け」映画だった。
アルコールの楽しさを誰かに教えたい気持ちも分かる
お酒を飲む。おいしいし、楽しい。
でも、お酒を飲んだことのない人に、それを勧めるは、ほんとうに慎重にしなくてはいけない。むしろ、すすめなくても良いと思った。酒は百薬の長であり百毒の長でもある。飲み方で大きく変わってしまう。
昔は、「お酒を飲まないなんて、人生の半分を損してる」というような、よく分からない理論を口にする人もいた。
この「酒とバラの日々」を例にするのは極端かもしれないが、少なくとも、ヒロインが最初の酒を口にしなければ、アルコール中毒になることはなかったのだ。
まとめ
お酒は楽しく適量がよい。(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
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