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感想『感性のある人が習慣にしていること』

本屋にやたらと置いてある気になる本、SHOWKO『感性のある人が習慣にしていること』(2022.1、クロスメディア・パブリッシング)を2日くらいでささっと読んだ。簡単なメモとして印象とか書いておこうっと。


いい感じのデザインと効果的なタイトル


まず、デザインが2種類あるんだけど、なんかいいよね、っていう話(語彙力w)。
私は最新版が欲しかったので第12刷(すごい刷られているやん!)のグリーンのカバー版を買ったんだけど、個人的には初版の無印っぽい(←主観)のデザインがいいな〜って思ったんだよね。
デザインの余白の取り方とかが、なんか気持ちよかったのかもしれない。

あと、タイトルも端的ながら、キャッチーだよな、っていう。
「感性」ってなかなか難しい言葉だと思うし、自己啓発書ってどちらかというと「ロジカル」なものをタイトルで謳っていものが多いから、意外とないよね、っていう新鮮さがあるワードだな〜って思った。
「その習慣を見習ったら、私も感性磨けるかしら?」って思う親しみ感もあるタイトル。思わず手に取りたくなってしまう。
こういうタイトルって、よく著者ではなく編集者さんが決めてるって聞いたことがある。やっぱプロってすごいもんんだな、って思った。

著者もライフコーチなんだって!

SHOWKOさんは、京都の歴史ある窯元に生まれた陶芸のアーティストさんなんだってプロフィールに書いてあったから、「ふむふむ、感性、なるほど」と納得するものがあったけど、
実は「感性の学校」なるものを主宰してらっしゃるライフコーチでもあるそうな。
びっくりです!

実は、この本を買おうと決めたのは、「感性」「スクール」で検索してトップに挙がってきたのが「感性の学校」だったからなんだよね。
最近、思考寄りで感覚で選ぶことができなくなってるのをコーチに指摘され、3ヶ月ほど「感性活動」なるものをするための休息期間に入っていたワタクシ(こう書くと、どこのミュージシャンだよwって今思う)。
ということで、まず読んでみようかなと思って。

そしたら、コーチングっぽいパートが確かにあるなって。
「なぜ?」と問い続けてみる、というパートでは、10回くらい「なぜ?」と問いを重ねていかれるそう。著者曰く「素数の答え」になるまで、これ以上に因数分解できない答えまで問い続けるんですって。
コーチングでは5回問うことが定番かな、って思うんだけど、倍の10回!
そこまで問い続けられる根気とテーマを持ってらっしゃるのが素晴らしい。

気になったフレーズたち

目的地を作らずに、そのときの感覚に従って進む道を決めてみてはいかがでしょうか。

第5章 感性を養う「決める習慣」 「目的地」をつくらずに歩いてみる

今できることの積み重ねで未来を描くのではなく、「自分が何をしたいか」で未来を描くことで、現実によって押し込められていた感性を解き放ってあげるのです。

同章 「自分の100年史」を書いてみる

 世の中には、見ているようで見えていないものが、どれだけ多いでしょうか。
 やろうと思っていて、行動に移せていないこと。自分が選択しているようで、じつは選択させたれていること。そんなことは、どれだけあるのでしょうか?
 答えのないことを決めることは、大きな覚悟と自分への責任が伴います。
 誰しもはじめるときに、最終の形まで見えているはずがなく、考え方も時代も、必ず未来に向けて変わります。
 「絶対」などということは存在し得ないのです。
 しかし、そのときの自分の感性で決断し、行動したことは、たとえ予想が外れても、必ずその後の人生の大きな自信となって帰ってくるはずです。

おわりに 人生は、「感性」を養うための旅

今、本業の仕事を契約期間終了で辞めようかどうか考えていて、
なんとなく続ける、惰性の継続は私の人生にとって意味があるんだろうか?
でも怖い、先のことが不安、手放していいのか…?という
定期的なモヤモヤがやってきているところなんだよな。

そんなときにこういったフレーズたちが気になって目に飛び込んできたのかもしれないな。あ〜悩む。とりあえず1冊読んだので記録しておきまっす。


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