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祈りを込めて。
今朝、お会いしたことのない福島の女性からメールが届きました。 私が福島テレビでアナウンサーをしていた頃ファンでいてくださったそうで、今は私のウェブサイトで紹介しているお花を楽しんでくださっているとのこと。 アナウンサー時代は本当に不器用で、それほどのキャリアを積めたわけでもなく、勤務年数もわずか3年半ーー。 退職して10年も経つというのに、こうしてご連絡をくださったことが本当に有難く、今日という日にこのような形で福島の方と繋がれたことを嬉しく思います。 この5年間、私も悲しみや悔しさ、怒りといった感情と対峙せざるを得ない出来事がありました。 震災の3ヶ月前、娘を妊娠中に妹が急逝。 ショックで呼吸が上手くできなかった時、叔母がかけてくれたピアノ曲を聴いて落ち着きを取り戻すことができました。 音楽の持つ癒しの力を体感し、10年以上ブランクの空いていたピアノを再開することをこのとき決めました。 この映像は、私を救ってくれたショパンの足跡を辿るべく、パリを訪れたときに撮影したものです。 今の私に出来ることは、これまで沢山の方々から教えていただいたことを無駄にせず生かしきること。 素人で拙い部分は多々ありますが、どうぞお許し下さい。 最後のカットはパリのV尺が足りず、苦肉の索でございます。。。