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【観戦記】【神戸S】この日は勝ちたかった、でも~第4節 神戸S vs. 東京SG(その1 笑顔とちょっと涙の観戦ツアー)

開幕第4節はホームで東京サントリーサンゴリアス(東京SG)を迎えました。激しいフィジカルバトルとなったこの試合では 39-19 で東京SGが制しました。

(出典)コベルコ神戸スティーラーズ公式ページ

阪神・淡路大震災の「メモリアルマッチ」

1995年1月17日、当時の神戸製鋼所ラグビー部が日本選手権7連覇を達成した2日後に、阪神・淡路大震災が発生しました。淡路島と神戸市の海側を中心とした多くの地域が被災しました。ラグビー部の練習場である灘浜グラウンドは液状化し、練習ストップを余儀なくされました。

あれから28年。
新しい選手が加入すれば1月17日に起こったことを伝えます。ゲームキャプテンのクッツェー選手が試合後に語りました。

「コベルコ神戸スティーラーズに入団する上で、神戸の伝統や歴史をまず教えられます。神戸の街の方々が、1月17日にどういうことを乗り越えなければならなかったのかを教えられています。外国人選手として日本に来る上で、当時の方々が、復興に捧げてきた情熱を自分たちは感じています。チームのリーダーズの方々もそういった当時の情熱や反発力を自分たちのラグビーにも反映していかないといけないと教えてくれています。外国人選手としてそこにどれだけ貢献できるか、このチームのジャージーを着る上で、歴史だったり、誇りを間違いなく感じながらプレーしないといけない。そういった意味で、情熱や反発力の大事さを理解しています。」

(出典)リーグワン公式サイト 試合後のインタビューより

1月17日に近いこの試合は、阪神・淡路大震災の「メモリアルマッチ」と位置付けられています。また、今年も神戸Sからのメッセージ動画が作成されました(こちらは1月17日に公開されたフルバージョン)

今季唯一のノエスタ開催

神戸市をホームタウンとする神戸Sのホームゲームの多くは、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 で開催されます。しかし、今回は会場がノエビアスタジアム神戸(御崎公園球技場)です。サッカー・Jリーグのヴィッセル神戸のホームグラウンドであり、ラグビーワールドカップ2019™日本大会の神戸会場ともなったノエビアスタジアム神戸は、収容人数30,000人強の全天候型(可動式屋根付き)球技専用場です。つまり「雨が降っても風が吹いても安心して観戦できる」「チケットは売り切れない、かつどの席も見やすい」「ピッチと観客席が近くて迫力を感じられる」とラグビー観戦には最高の素晴らしい会場です。

試合当日の1月14日は雨予報。
神戸Sからは2日前には「雨天の場合、スタジアムの雨を閉めた状態で試合を開催」と観客を安心させてくれる情報が発表されました。

雨風に関係なく安心してプレーができるし、観戦ができます。
ありがとう、ファンに優しい神戸S!!

充実のお出迎え

開幕戦に続き、この試合でも充実のお出迎えです。
イベント広場の「KOBE “SMILE” PARK」以外にもプレゼントや抽選会など、楽しいイベントがあります。

先着1,500名のオペラグラスは、小さいながらも本格的、折り畳みで遠征にぴったりのアイテムです。また、開幕戦同様に記念TシャツやMDP(マッチデープログラム)も配布されました。

今節もあります、KOBE “SMILE” PARK

会場前では今回も【KOBE “SMILE” PARK】が開催されました。雨天の心配から一部のアクティビティが中止されましたが、なんとか天候も霧雨程度で楽しむことができました。

(出典)コベルコ神戸スティーラーズ公式サイト

歩く道には選手の幟が立てられお出迎えです。

ノエビアスタジアム神戸での開催のため、神戸市消防局ブースには、神戸Sのマスコット「コーロクン」と一緒にヴィッセル神戸「モーヴィ」、神戸市消防局の「ウーカン」も登場。写真撮影などで会場を盛り上げてくれました。

1月17日を前に「1.17」の展示ブースも設置されました。
ブース内には当時の状況はもちろん、そこから再生した災害に強い街・神戸の今が紹介されていました。

神戸マルシェは今回も充実。
本日の試合前の腹ごしらえは「大畑大介商店」の揚げ餃子をセレクト。サントリーを飲んでやる!と言いつつ、しっかりおいしくいただきました。

今回のチームグッズ販売での目玉は「全52選手フェイスタオル」。開店時から大行列で、人気の選手は開店早々に売り切れる大人気でした。
私は「一人だけ…」と悩みに悩んでマイケル・リトル選手を購入。試合後に掲げたら気が付いてくれて嬉しかった!

1.17 あれから28年 試合前セレモニー

試合会場では一足早くメッセージ動画(試合会場Ver.)が公開されました。
 「僕らの旅はまだまだ」
 「神戸に来てくれてありがとう」
 「ここが、僕たちが愛する街です」

など、神戸への想いや応援メッセージがつづられていました。

大切な試合に遠征に来て良かった(涙)

この試合のジャージベアラーは神戸と神戸製鋼所を支えてきた従業員(スティールワーカー)の皆様が工場でのヘルメットと作業着姿で登場し、選手を出迎えました。

試合展開

試合展開は今節も(その2)へ… (Coming soon)

がんばろう神戸

今回は相手に圧倒された敗戦でした。

1月17日を大切にし、自分たちの街「神戸」を愛して戦っている。大切な日に勝ちたかった、でも勝てなかった。悔しい。


自分たちのラグビーが誰かの勇気になると信じてる。
そんな神戸Sを好きだし、ずっと応援しています。

がんばろう神戸

(続きはこちら☟)

Coming Soon

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