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一生懸命頑張らなくて大丈夫。

人生を心から楽しめていないと感じる方にぜひ読んでほしい本があります。

「あやうく一生懸命に生きるところだった」

https://www.amazon.co.jp/あやうく一生懸命生きるところだった-ハ・ワン/dp/447810865X

受験・就職・結婚・出産など人生の節目で周りとの激しい比較。        
いったい私たちは”何に”負けたくないと競争をするのでしょうか。

韓国で25万部を超えるベストセラーになり、日本で邦訳が刊行された韓国のエッセイ本です。競争社会において、「一生懸命努力して頑張り続けることが正しい」と疑わずに生きてきたイラストレーターのハ・ワンさん。

ハ・ワンさんは40歳を目前にし、これまでの生き方に虚しさを感じ、長年続けてきた会社をやめ、「頑張らない人生」を生きようとする姿が綴られています。

この本に出会い、今までの私は、自分や親の考えに何故か、何者かに追い込まれていたことに気がつきました。「この道を選んだ責任があるから。」「諦めちゃダメだ。格好がつかない。」と盲目になっていたことに気づきました。

今、100年時代と言われている世の中。「このまま人生を歩んでいって良いのだろうか。」と少しでもモヤモヤしている方へ手にとってほしいです。


肩の力を抜いて、こころから人生を楽しもう

自然と私たちは、「誰が一番お金持ちになれるか競走」「誰が一番早く結婚するのか競走」といった、誰が決めたか分からないレースに巻き込まれているかもしれません。

私たちは何に生き急いでいるのでしょうか?

視野を広げてみましょう


今までの私は中学2年生からホテル業に憧れ、受験時には県内にあるホテルの専門学校を選択。同級生の中には、やはり違う道を選び、退学する方もいました。ホテルでアルバイトをしていたので、現場の忙しなさを実感した上での就活でした。

「このままホテル業を選択しても良いのだろうか。」と迷いがある中での就活でしたが、
「このまま引き下がるわけにはいかない」
「第一希望に受かれば人生は楽しくなるはず」
と自分に唱え続け、見事、第一希望のホテルに内定を貰えました。

しかし、夢みた舞台で働き始めても、感じるのはワクワクよりも、人間関係や職場環境によるストレス緊張感
入社して2年、将来性に不安を感じ、退職を決めました。

結果からすると、9年間憧れであったホテル業に入社し、夢を叶えたストーリーに思われる方もいるかもしれません。

しかし、この本に出会い、目を覚ましました。私は”執着”していたのです。

他の選択肢はないと、執着しそうになった時には一度立ち止まり、少し顔をあげ、周囲を見渡すことで余裕を持ち、過ごしましょう。

さぁ、少し顔をあげてみましょう。

他人との比較はしない

他人は人の不幸を願うものです。
誰も、ピカソやイチローさんとは比べませんよね。身近な友人や同僚などと比べています。

親からも「あの子はあんなに勉強をしているのに」「あなたは・・・」と昔から比較されて生活してきた方が多いのではないかと思います。

退職した現在、すぐに転職しない選択をした私には、正社員の友人から「正社員にならないの?」「次の仕事は決まったの?」と、正社員で働くことが正しい、といった押し付けにも感じます。
 
どんな方も、同級生や同僚など、SNSを通じた身近な環境での比較をしてしまいがちです。
普段はあまり気にせず過ごしていましたが、これもどんぐりの背比べですよね。

ネガティブな考えに陥る前に、疲れたらSNSから距離を置き、周りの意見とは今日でおさらば。
自分の人生に自信を持つことを今から始めましょう。



人生行動して、もっと下手こいていこう!

「YOLO〜👋🏻」

これはどこかの国の挨拶?かと思いきや、英文の頭文字をとったもので
「You Only Life Once(人生は1度きり)」という意味です。

100年時代といわれるこの時代。結果ばかり求めるのも良いですが、あなたにしか楽しめない、悔いのないストーリーを作り上げていきたいものです。

後回しにしてたこと、今やってみよう


失敗を恐れず、何事もまずはやってみましょう。
現に私も、語彙力が優れている訳ではないのに、このように文を書いています。

しかし、私は日本全国を旅するトラベルライターになりたくて、このように言葉を発信することを始めました。

「失敗したら恥ずかしい」「もう少し勉強してから・・・」「どうせ出来ないから」「親や身近な友人や上司からにはよく思ってもらえるだろうか?」などと何かしら理由を付け後回しにしていませんか?

主語は他の誰かではなく、自分にしましょう。
人のせいではなく、自分がどうしたいか。


チャレンジすることを後回しするのは、今日で辞めてみませんか?

準備をしてからスタートをしなくても、良いのです。失敗しながら学んでいくことで、より早く成長できると思うのです。

世間の風潮は捨てよう

「女性は家庭に入るから」「子供はいつ産むの?」こんな風に世間の当たり前を押し付けてくる人ばかりだと思います。私は一番身近な親や、友人にもよく言われます。

もし仮に、失敗をしてしまったとしても、自分のこころに従えば、少なくとも誰かのせいにすることはありません。失敗を恐れず、あなたなりのポリシーや方向性を忘れず、世間の風潮を捨ててあなたらしく生きていきましょう!

やらなかった後悔はあとを引きます。

人生を最大級に楽しんでいきましょう。

「YOLO〜👋🏻」


最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。少しでも読んでくれたあなたのこころが軽くなっていたらとても嬉しいです。

私はこれまで様々な選択をする上で、周りによく思われたいが故に、自分に嘘をついた経験があります。

しかし、この本に出会い変わりました。
私は私のペースでいいんだ。自分が好きでいられる私でいよう。と思えようになりました。

周りの比較に惑わされ、生き急ぐのはやめましょう。

そして、私といっしょに、今日からの人生、楽しんでいきませんか?

一生懸命頑張らなくて大丈夫。




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