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権力について

マズローの欲求五段階説、最初の欲求として生理的欲求がある。
その上に、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求と続く。
社会的欲求から上に行くと、そこには人の『権力』が関係してくると思われる。
この権力、使い方によっては良くも悪くも働く。
もし自分が権力を手にした時、どうせなら上手く使いたいと思い記録として残しておく。

権力の上手い使い方。
権力とは、自分の為ではなく人の為に使うと有難がられる。

ビジネスにおいての上手い権力の使い方。
例えば、社長が現場の声を直接聞きに行く。
現場で直接聞く声には『生』の情報が宿っている。
一般的には現場の声を直属の上司がすくい上げ、その声を幹部や社長に届けられれば良いと思われている。
でも実際は社長の耳に届くまでの間には何人かの人が入っている。
この間に『生』の情報が『ろ過』された(こされた)情報になる。
更に多くの場合、現場の人間や直属の上司って裁量権を持たされていないのでその意見が採用されて改善に至るまでには多くの時間を要する。
強い権力とはスピードに繋がる。
そして上手く使うと有難がれて、その権力が更に大きくなる。


権力とは人の為に使うもの。


反対に下手な権力の使い方。
それが自分の為に使う事。
それは自慢話や悪口に繋がる。
それでは人徳が貯まらない。

自慢話をする人は、自分の欲求に勝てない人。
悪口を言う人は、他人の気持ちに立てない人。

権力は上手く使うと人徳にも繋がる。

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