見出し画像

山口真由さんの講演会に行ってきた

昨日山口真由さんの講演会に参加してきた。
山口さんのことは、そこまで言って委員会に出演している小ぎれいなお姉さんという事くらいしか知らなかった。
少し前に岸田首相の東大受験に3回失敗という学歴に対し、「東大に3度落ちるなんてよっぽど受験がすきなんだなって思いました」という発言が炎上したことは知ってました。

山口さんの話を聴いて思ったのが、上品で知的な方。
それから容姿端麗で素敵な方という印象でした。

山口さんの登壇前には地元の税務署長の話もあったのですが、講演が完全にレベチで睡魔が一気にぶっ飛びました。
お客さんにクローズドな質問をして挙手を促したり、鬼滅の刃の映画内容を入れたり、退屈させない工夫が盛り込まれていました。
さすが東大首席でニューヨーク州の弁護士資格を持っている方。
プレゼンの上手さが天晴でした。

講演内容で印象に残ったのが、日本人の価値観について。
個人主義でも全体主義でもない、そのハイブリッドで『家的な価値観』が強いという事。

例えば、夫婦別姓問題について。
夫婦別姓に反対する声の根っこには、最後に残った家的な価値観があるから。との事。

小室圭さんと眞子さまの結婚について、秋篠宮殿下が日本の法律では「個人として結婚を止める権限はない」とおっしゃっていました。
法律的には結婚は個人と個人の自由。
でも結納は違います。
結納とは一つの家と別の家との結びつきのための行事。
小室さんと眞子さまについては、一般の結納に当たる「納采(のうさい)の儀」など結婚に関連する儀式は行われなかった。
そして結婚で皇籍を離れる皇族に支給される一時金も支給しなかった。
ここから法律上での結婚を認めますが、家同士の結びつきを認める訳ではないですよ、との意味合いを感じ取れる。
日本という国や日本人は『家的な価値観が強いですね』という内容が面白かった。

ちなみに欧米でも家族型の組織がありますが(マフィアなど)、日本の家族型組織との違いも言っていました。
それが、女将さん(女性)の存在。
欧米の家族型には女性がいない。でも日本の家族型とは女将など女性を含めたもの。
これに関してもなるほどなぁと思い面白かった。


またポリティカル・コレクトネス(Political Correctness)についての話も印象に残りました。
人種だったり、性別など、人を何かの枠に収めることは差別になる。
そういった事を唱える活動は世界的に広まっており、日本にも確実にその流れが押し寄せてきてますよという内容。

90分ほどの講演会でしたが、行ってよかった。
山口真由さんの事が好きになりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?