オーストラリア人旦那さんと婚姻届を出すまで。

国際結婚は日本人同士の結婚より大変で超える山が多くて、

その最初のヤマである婚姻届がかなりストレスで、よくある婚姻届の端と端を持ってニコって写真撮るどころもなく終わってしまったんだけど、

私自身よくがんばったという記録と、これから国際結婚をする人が楽になるように、ここに記録しておこうと思う。

国際結婚も国によって違うんだけど、私の旦那さんはオーストラリア人だから、あくまで「オーストラリア人と日本で婚姻するため」の手順なんだけど、

まず、婚姻届提出の流れは、

【流れ】
①オーストラリア大使館のホームページから、婚姻無償外証明書申請書（英日）と、婚姻無障害証明書の翻訳書（日）をダウンロードして、記入する。
②オーストラリア大使館に行き、婚姻無障害証明書を発行してもらう。
③市役所に行って、婚姻届と各種書類の翻訳書をそろえる。（全部で11枚）
④婚姻届を提出して、証明書を発行してもらう。

という感じ。

ひとつひとつについて言っていくと、

【①大使館で婚姻届無障害証明書をもらう】
東京のオーストラリア大使館にいって、婚姻届無障害証明書っていう、「私は独身でこの結婚は違法ではない」という証明書をもらう。当日結構すぐ発行してもらえるよ。
★必要なもの★は、
1．2人のパスポート
2．申請書（英）→大使館のWebページから婚姻届無障害証明書の申請書をダウンロードできるので書いていく。
3．手数料1万5千円
＊大使館の中でも”領事館の認証サービス”っていうところに行くんだけど、確か火曜と木曜の午前中とかしかあいてなくて厄介。要確認。

【②市役所に行って、婚姻届と各種書類の翻訳書をそろえる。（全11枚）】
★必要書類★は、
1．婚姻届→外国人は印鑑はいらない。印鑑の代わりに、印鑑のところにはサインをする。名前はカタカナでフルネームで書く。(苗字),(名前)(ミドルネーム)の順番。本籍地は国名のみで可。
2．旦那さんのパスポートの翻訳書→市役所でフォームはもらえた。パスポートの内容を日本語（カタカナ）で書き写す感じ。私が書いた。
3．婚姻届無障害証明書（英）→大使館で発行されたもの
4．婚姻届無障害証明書の翻訳（日）→これも大使館のウェブでフォーマットをダウンロードできるのでそれにそって書く。
5．婚姻届無障害証明書の申請書 3枚分（英）→大使館で、証明書を発行してもらうために書いた申請書。
6．婚姻届無障害証明書の申請書の日本語訳。3枚分（日）→これも大使館のウェブでダウンロードできるので、日本語で記入する。
7．宣誓書→「私は独身でこの結婚は違法ではない」という宣誓書（旦那さん用）英日で書く。私は翻訳を書いた。
8．私の印鑑
9．私の戸籍謄本→提出する市役所が本籍地でない場合。
10．二人のパスポート

【③婚姻届を提出して、証明書を発行してもらう。】
全部書類が整って提出したあとは、婚姻証明書を発行してもらった。VISA申請のときにこれが必要になる、、、！（発行料300円くらいかかった）

という感じでほんとうに骨が折れた、、、。

ちなみに私が疑問だったことについて答えると、

Q　苗字はどうなるのか。
A　別姓か同姓か選べる。同姓でも自分の苗字を残したままミドルネーム風にしたりいろんなパターンがあったよ。同姓にして苗字を変える場合は、婚姻届提出の６か月以内でさらに手続きが必要だよ、、！
＊私はこれ以上の手続きがイヤすぎて別姓にしたからやり方はわからない、、、！

 Q　戸籍はどうなるのか。
A　オーストラリアには戸籍というものはないから、私一人の戸籍ができて、配偶者のところに旦那さんの名前が入るだけになるよ。

Q　日本で婚姻届提出後、オーストラリア大使館での手続きは必要か。
A　必要ないよ。オーストラリアでは海外での婚姻はオーストラリアで認められるよう法律で定められているから、日本の市役所で婚姻届が受理されれば、それがそのまま婚姻の証明になるよ。だから婚姻届提出後の報告や登録は必要ない。

Q　オーストラリアで婚姻するのと日本でするのとどちらがいいの？
A　日本でしたほうが手続きは簡単らしいから日本でしたよ、、！ちなみにわたしは今後オーストラリアに移住予定だけど、婚姻だけは日本でしておくことにしたよ。

という感じ。

市役所の人も国際結婚にはそこまで慣れているわけではなくておろおろしているのがなおさらイライラポイントだったし、

私たちより後に来た日本人カップルがスムーズに婚姻届出して幸せそうに帰っていくのがねたましくなったよ。

彼は日本語がそこまで堪能じゃないから全然頼りにならないし、

婚姻届出すまでも、書類がちゃんと整っているか、不備がないか心配で、

かなりストレスがかかってて、

こんな書類一刻も早くだしてしまいたい！と思っていたよ。

私には圧倒的にむいてない作業だった、、、。

婚姻届を出す日付にはこだわらず、二人の予定が空いている一番早い日に出しに行った。

しかも手続きに２時間半もかかってしまって、

旦那さんは仕事に行く時間になって私一人で最後は提出する事態になったよ。笑

想像とは程遠い婚姻届提出になった。

こんな作業をまたしないといけないなら、

「もう一生結婚なんてしたくない、、、！」と思ってしまうほどくたくただったよ。