自分の常識は、本当に常識?
こんばんは、みきぷろです。
部下にとって上司は恐い存在という事を自分で認識しているか
先日、こんなことがありました。
会社でも情報を守る大切さを教える研修があるのですが、理解度をチェックする簡単なテストがあるんですね。10問程度で、〇と✕を付けるだけのものなので、5分程度あれば取り掛かる事ができると思うのですが、12月になっても終わっていなかったAくんに、12月1日にテストの提出を依頼しました。
次の日の朝に、何も言ってこないので、Aくんに聞いてみました。
さて、このやりとりを見てどう思うでしょうか?
ちなみにAくんは入社1年目の新入社員でもあるので、いわゆる会社の仕事で覚える事も多く、事務に苦手意識があることもあって日常業務も遅れがちであったのは、みきぷろも認識している所でした。
「バカモン!何で昨日それを言わないんや!紛失したのが顧客情報やったら、会社も巻き込んだ大事になってしまう所だ!」
と、叱り飛ばしてしまう事もできるでしょう。新入社員の時から顧客書類などの紛失があれば、すぐ上司に報告する必要性を分からせるため、叱る事もあります。
しかし、本当に悪いのはAくんだけでしょうか。
期限を過ぎて声をかけた日に、もっと言えば締切前にAくんに一声をかける必要があったと思っています。多分ですが、Aくんは試験の事を忘れていたというよりも、テスト用紙一式がどこかに行ってしまって、どうしたら良いか困っていて言い出せなかったのかなと推察しています。
新入社員にとって上司は恐い存在です。声を荒げていなくても、年齢は上だし言い出しにくい雰囲気を醸し出している場合もあるかもしれません。
みきぷろは、自分自身では相談しやすい上司になりたいと思っていました。しかし、入社して1年目の社員から見たら、性格にもよりますが、部下からは声はかけにくい。もっと、こちらが困っている事ないかどうかの探りもいれつつ仕事の話に日常会話も入れつつ目線を下げるタイミングも必要でしょう。
すべての社員が「仕事で締切を守る」や「仕事で困った事は周りに相談する」など仕事の作法を分かっていると勝手にこちらが判断するのは早計です。経験や年齢、性格的なものも把握して、一律な社会人はこうあるべきという常識は捨てた方がよいと思います。
自分では常識と思っている事でも、お互いにそう思っているかは、よく考えてみる必要がありますね。
職場で意見が出しやすくしているか
人間って完全に客観的になることは出来ないと思います。
みきぷろ自身も安易にそれは違うとか初めから否定する事はしない様にしています。今の状況や周りの環境から、常識を疑う必要はあるからです。
ただし、自分の常識を貫いて周りが迷惑する非常識な人間になるのはいけないと思っています。
ちなみに、あなたの部署での方針は上司がトップダウンで決める事が多いでしょうか?
朝にその日の連絡事項やミニ会議をしていますが、上司の指示事項を確認する会(部下からの積極的な意見が出なくて)になってしまい困っています。自分自身あまり有益な会議を経験して来なかったツケが回ってきたともいえるかもしれません。
上司が単に意見を言って欲しいとストレートに言うだけでは、忖度したような意見ばかりで意味を成さないと思います。
会議のやりかた、事前準備などを変える必要がありそうです。試行錯誤をしていきたいと思います。
まとめ
上司って立場は、自身が思っている姿と周りから見えている姿にギャップがあるんですね。
20年前を振り返ると、確かに上司と話をするのと同期と話をするのとでは、本音で語り合えたのは「同期」の子らとでしたね(笑)
パワハラなども、そんなギャップから発生することもあります。今の立場で、自身の立ち居振る舞いが適切かどうかは、もう一度見直してみたいと思います。
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