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2021年の私を一言で表すと「道(Process of Path for Purpose)」


2021年もあと数日で終わりを迎える。2021年は「2020年に大激変した世界と社会の変化に適応しながら、新しいアイデンティティ(自己)へ進化する」という1年だったと思う。

せっかくなので、2021年の振り返りを、自分が書いたnoteを走馬灯のように見ながら、noteにも書いておこう。(note in note振り返り、なかなか良いアイディア)

【2021年Myキーワード①】ワーケーション

2021年1月は、年初1月4~6日、2020年ワーケーションで初めて訪れてからすっかり気にいってしまった和歌山県熊野本宮大社の初詣からスタート。2021年は「ワーケーション」という言葉と実際に体験する個人が増え、一気に浸透した。
私自身も2020年は「ワーケーション初体験」だったのに対し、2021年は「ワーケーションプロモーター(推進者)」になっていた。自分の体験を人にも薦めたいと思い、親しい友人を連れて一緒に南紀白浜でのワーケーションを2回もした。ワーケーションは「自分との繋がり、仕事との繋がり、人との繋がり、自然との繋がり」という関係性の質を上げてくれるのでポジティブ感情が湧いて、Wellbeingが上がる。実際に、南紀白浜に連れて行った友人が、そこで知り合った南紀白浜空港の社長を、別の友人が主催する宮古島でのアイランドサミットの登壇者として紹介する、という嬉しい繋がり連鎖も起きた。

その時の気づきはこちらのnoteに。



【2021年Myキーワード②】EX(Employee Experience エンプロイーエクスペリエンス)

これはまさに、キャリア理論の「計画された偶発性」「ジョブクラフティング」そのものの体験だった。
EX(Employee Experience)は、正直なところ、私の人事としての強み領域とは違い、私自身は全く意図も希望もしていなかった。色々な環境が重なって、気づいたら2021年4月にユニリーバ・ジャパンの中で新しくEXを立ち上げるJapan EX Managerになっていた。(最初はHRBPも兼務しながらだったので4-7月は本当に大変な時期だった)

しかし、振り返れば、「EX(Employee Experience )で実現したいビジョン」と、「私がHRBPとして感じていた社内の制度や仕組みへのフラストレーション」が重なり、私の中で「不条理なものを変える、皆が困っている障害を取り除く、新しいプロセスを作る」ことへの情熱とエネルギーが湧いてきていた。さらに深いところでは、表面的には違う仕事でも、自分のPurposeやWILLと繋がっていることに気づくと、情熱とエネルギーが生まれるのだ、と感じた。ユニリーバ・ジャパンEX チームはAsia直轄組織なので、今までの日本独自路線を変更し、Asia HQである中国チームとの協業も一気に進めることができた。その取り組みの様子を協業しているBloom社が記事にしてくれた(このBloom平原さんも、リクルートエージェント時代の繋がり。すべての繋がりは活かされる)

私自身、この体験を通して、改めて、キャリア形成にとって『Purpose (志、自分の存在意義)x WILL(意思・意図、自分が自然と情熱とエネルギーが湧いてくること)が基盤であり軸であること、その2つがあれば、仕事は自分で志事として創ることができる』ことを思い出した。気づけばここ10年ほどは自分で自分を「HR(人事)」という仕事の枠組みに入れてしまっていたが、私がリクルートエージェント時代、いつも危機感から問題提起をして「●●開発」か「●●企画」という部署で、仕事そのものを創りだしていた時のことを思い出させてくれた。
EX(Employee Experience )は、これからの人事の在り方の一つになるので、2022年も探求する。

その時の気づきはこちらのnoteに。


【2021年Myキーワード③】PX (Personal Transformation  パーソナルトランスフォーメーション)

ワーケーションとほぼ同じくして、社会に一気に広がったのが「副業」である。私の中では「副業」ではなく「複業」で、「パラレルキャリア」と呼んでいる。(本業・副業という上下を感じる表現に違和感を感じる)

仕事を志事にするのは、必ずしも一つの組織や会社だけでなくてもできる。私にとって「パラレルキャリアde志事」が、2018年に同志と立ち上げたファンリーシュ。ファンリーシュの社名の由来は「Fun&Uneashの造語で楽しく可能性を解き放つ」であり、ビジョンの一つが「自分の存在に意義があると実感できたら、可能性はもっと解き放たれる」である。

2021年、ファンリーシュのビジョンを形にしようと、仲間と新しく立ち上げたのが「PX (Personal Transformation パーソナルトランスフォーメーション)」というプログラムだった。組織の成長を牽引してきたミドル・シニア人材の方が、自分の強みや個性を最大限に活かして、より豊かな人生を送るために組織内外で主体的なキャリアを描く。個人の成長とキャリア実現を支援をする、という内容。本格的な展開の前に、複数の企業から参加者を募って3カ月間にわたってパイロットプログラムを実施した。
このPXプログラムについては、別途noteに書く予定だが、先にファンリーシュ代表志水が書いたnoteを紹介したい。


【2021年の私を一言で表すと「道(Process of Path for Purpose)」】

私が2021年に最も多く口にしたであろうという言葉(自覚のある限り)は「プロセス」だった。それは、プロセスワーク(プロセス指向心理学)コーチングからの影響もあるし、自分自身がEXの仕事を通して「プロセスを創る」ことに喜びを感じたことからも。私にとって、「道」とはRoadでもWayでもなく、Process of Path for Purpose だ。そこから発展してか、最近は東洋思想の「道教」にも興味関心が出てきた。
自分にとって「道(Process of Path for Purpose) 」が大切である、と気づいたのは、8月に参加したFind Your Compassという山リトリートのワークショップから。そこで作った私のMy Compassはこちら。

【Mikiko Okada - MY COMPASS(人生の羅針盤)】
<Creatively State>
一人ひとりの元気・やる気・勇気のエンジンに火をつけ、その人らしい人生の道ができると信じる

2022年、どんな1年にしよう。今からワクワクする。




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