そこでしか感じられないもの。

先日、2020年8月以来(上白石萌音さんの舞台を観に行った)、約3年ぶりに東京へ行って来た(日帰りで)。PlayStationのゲーム「キングダムハーツ」の音楽のコンサート。会場は渋谷。。。えっ、渋谷？？？と最初に見た時、一抹の不安はあったものの、抽選に申し込んだら、当選した。キンダムハーツのコンサート自体は2019年4月にオーケストラのコンサートに行って以来。今回は吹奏楽のコンサート。

前に渋谷に行ったのいつだっけ。。。ってほとんど思い出せないくらい渋谷の記憶なし(笑)おそらく12、3年ぶりだと思われる。横浜に住んでた頃、都内にはよく出掛けていたけど、渋谷は銀座線に乗り換えるくらいで、ほとんど外を歩いたことなかったので、東京に行くのも久しぶりなのに、渋谷って。。。私、無事に辿り着けるのかしら？？とか思って、前日からちょっと緊張してしまった。

せかっくなので、新横浜で降りて、横浜線の菊名駅で東急東横線に乗り換えて渋谷まで行くことにした。もう何年ぶりなのか忘れるくらいぶりだったけど、ものすごく懐かしくて、ホームの菊名って文字見ただけで、なんか泣けて来てしまった。。。住んでたのは20年くらい前だったけど、昨日のことのように思えた。

そして到着した渋谷。
えっ？？？ここはどこ？？？文化村どこ？？？ほぼ迷子(笑)
一応、方向音痴ではないので、なんとなくの勘で外に出て、あとはGoogle先生にお任せしたら、無事に着いた〜。10分で着くところが30分もかかってしまった。。。

ところで。
私は、キングダムハーツのコンサートに行くのにもかかわらず、おうちを出発したときから帰ってくるまで、コンサートの時以外、米津玄師の曲しか聞いてなかった。東京にいる間、ほとんど米津玄師のことしか考えてなかった。だって、いつもより距離近いはずだし(笑)

もちろん、コンサートはとても素敵だった。ゲームの場面思い出して、感動したりした。周りのお客さんも、泣いてる人が結構いて、あぁ、この曲は泣くのわかる〜と思いながら聴いてた。
私は、オーケストラも好きだけど、吹奏楽も好き。迫力あるし、元気になる。弦楽器も好きだけど、管楽器も好き。

目的地にたどり着くことに必死だったので、行きには気づかなかったのだけど、帰りにものすごい数の人が、スクランブル交差点に。。。信号待ちに、ふと見上げた時に、

ここは確か、1月に米津玄師が「おるらしい」と言っていたところではないか？？と思って、写真撮ってみたけど、米津玄師はいなかった(笑)
ってか、こんなに人がいっぱいいたら、もう誰が誰だかわからないんだろうな〜って思った。スクランブル交差点渡るのも一苦労だった。。。

帰りは、品川から新幹線に乗ることにしてたので、渋谷から山手線で品川に向かった。
2020年8月に新宿への行き帰りに乗って以来。その時に、駅のホームで米津玄師の「Lemon」を聴いてたんだけど、その風景と雰囲気にものすごくマッチしてる気がして、なんかいつも聴いてる「Lemon」とは違って聴こえた気がした。それは駅のホームだからだったのか、都会だったからなのかと思って、地元の駅のホームでも聴いてみたし、地元の都会でも聴いてみたけど、その時感じた感覚は感じられなかった。
だから、もう一度、それを確かめたくて、今回、山手線に乗ることにした。
・・・・・やっぱり、あの時感じた感覚は、間違いなかった！
切ないような懐かしいようなほろ苦いような。
何でだろう？何で山手線？？『東京』が強く感じられるからなのか。
しかも、それは、「Lemon」を聴いた時にだけ起きる。
特に何かを思い出すとかはないけれど、言葉にできない何かを感じるみたいだ。うまく説明できないけれど。

そんなこんなで、普段の現実世界とは、全く別の世界に行ったみたいな感じだったので、胸がいっぱいで、品川駅で美味しいものたくさん買おうと思っていたのに、カヌレを買うのが精一杯だった・・・(笑)
どこにも寄らずに、コンサートのために行っただけになってしまったけど、久しぶりに東京に行けて、とても楽しかった。

「Lemon」MV 8億再生、おめでとう♪