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愛と可能性について。私がPRで女性の自立を応援したい理由

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先日、私が毎晩放送しているstand.fmの「女性のしなやかキャリアナビゲート!勇気と元気がでるサプリみたいなラジオ」っていう番組を聞いてくれた、PR塾の卒業生から嬉しいメッセージを頂きました。4月から3社と契約が決まって、PRフリーランスとして本格的に活動していくそうです。卒業生のこういう活躍を聞くと、やっぱりもっとPRを、PR塾を届けていきたいと思うのです。今日は、私がPRを世の中に広めたいと思った理由について、綴ってみます。

母親を見て育ち痛感した、女性の自立の必要性

私が(株)LITAの役員としてPR塾の講師を務めさせてもらっている原点には、実は、私の母の存在があります。

母と父は、私が高校生の時に離婚しました。ずっと仲が悪くて、早く別れちゃえばいいのにって思っていました。私の母は、専業主婦で、働いた経験があまりなく、経済的に自立をしていなかったんですね。だから娘のことを考えてかなり我慢していました。一緒にいたくない人と長く家族でいるのって苦痛だったと思うんですよね。だからそんな母を見てると女性が経済的に自立するのって、必要だなって思いました。人生を選択できるようになるには、自分の仕事を持つことは大事だ、と。

自信がなくて、他の道を探せない

私が子供の時には、母は働きにでればいいのにって思っていたけど、母には自信がなかったんです。ずっと専業主婦でおじいちゃんおばあちゃんの家にいた頃は、家事手伝い。いきなり外にどう働きに出ていいのか全く分からなかったんです。私を生んだのも41歳と遅くて。アラフィフで手に職なく、娘をどう育てていったらいいのか、次の道が見つからなかったのです。

そんな母を見ているから、経済的に自立していないために本当は選びたくない人生を選んでいる人たちがいるんだって、幼い頃から知っていて。経済的に自立できない女性というのは、私の中の解決したいテーマなのです。だからNHKでディレクターをしていた時も、女性の働く姿や母と娘の問題など、女性を取り巻く課題を数多く取材してきました。番組として届けて、これは困ったな、行政、国、企業も何かして助けてあげないとなと思ってもらう、課題を提示して世の中を動かしていくということはできたと思います。

悩める女性たちにひとつの手段としてPRの存在を届けたい

今の私は、具体的に困っている人、自信がない、できることが少ない、仕事がないからこれしかないと後ろ向きな選択をしている女性たちに、「新しいもっと違う道があるんだよ」っていうことを具体的に伝えて助けられる何かをしたいと思っているんですね。それが私にとってのPR塾。もやもやしている女性たちにPRを知ってもらうことで、これまでの私の人生の経験が無駄ではなかったって思えるのです。

自分の会社を大きくするんだ、自分の事業を知ってもらうんだっていうイケイケの人たちにももちろんPRを活用して結果を出してほしいですが、私が力になりたいのは、こんな人。「PRなんて聞いたこともない、これまで大した仕事を積み上げていなくて、こんな私にできるんでしょうか?」「こんな私がいつでもどこでも働けて安定した収入なんて、ほんとにできるんでしょうか?」という、自分に自信がないけど現状をどうにかしたい人。

幼い私を抱えて他に方法がないからって我慢していた母のような人たちに、伝えたいのです。もし、タイムマシーンに乗って昔の母に会えたら、絶対言いますね。「PR塾入りなよ」って。「安定して働けるじゃない!私のこと面倒みながらでも仕事できるじゃないって!」って。

PRを学びたい、大事だって分かっている人は既にアンテナが立っているから、見つけてもらいやすい。でも私は、困っている人たちに、悩んでいる人たちに、「ひとつの解決策としてPRってあるよ」と届けていきたいのです。だから今日も仲間と一緒に頑張りたいと思っています。

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