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Johannes-blog #16 雷の都!?大人気の"あの動物"が受難......!

「ヨハネスブログ|Miki's Johannes-blog」です。
南アフリカ・ヨハネスブルクでの暮らしを記録します。
きょうのテーマは、ゴロピカドン!「雷」です!


「雷の都」ヨハネスブルク

ゴロピカドン!(というサンリオのキャラクターがいますね)
いつもお天気のイメージだったヨハネスブルク、どうしちゃったの!?

おとといのヨハネスブルクは、でした。
こちらが、夫がベランダから撮影した写真です。

昼間はいい天気だったのに、夕方6時ごろからゴロゴロ。雨もざあざあ。そんな天気が、夜10 時あたりまで続いたように思います。

この日初めて知ったのですが、ヨハネスブルクは世界的にも有名な雷の街「世界で最も雷が多い街」の記述も見かけます。

"自称"世界で最も雷が多い街

ただ、調べてみると「世界で最も雷が多い街」というのはヨハネスブルクではないようです。

先ほどのAFPの記事でも、「『世界一雷の多い街』と自称している都市の一つ、南アフリカ・ヨハネスブルク」となっています。

ギネスとNASAに認定されている「世界で最も雷が多い街」は、南米・ベネズエラの「マラカイボ湖」という場所でした。

この場所は、「山に囲まれた湖」という地形が特徴的で、夜になると冷たい山風があたたかく湿った湖の空気とぶつかって嵐が起きるんだそうです。

雷雨の日は、年間平均でなんと297/365日

日本で記者をしていたころ、「神谷が中継に携わると雨が降る」として悪名高かったのですが、私の雨女レベルなんて全然大したことないですね。

雷雨の仕組みは、NASAが詳しく解説しています。

この天候で「キリン」に悲劇……!

かわいそうな現実も見つけてしまいました。南アフリカの大草原で、あのキュートな動物も雷の被害に遭っているというのです。

キリンです。

南アフリカでは、しばしばキリンが雷の犠牲になっています。

例えば、2020年には南アの保護区で、雷雨の後にキリン2頭が死んでいるのを発見。このうち1頭はツノの付け根部分の頭蓋骨を骨折していて、雷が直撃したことが原因で感電死したとみられています。

その背の高さが、キリンを「生きた避雷針」にしてしまったかもしれないとのこと……!

この記事で、かわいそうなキリンの頭蓋骨の写真も見ることができます。

首が長すぎて、雷の標的に……?

なんという神様のいたずら……!

かわいそうすぎます……。号泣

人間も、ご注意を。

気をつけなければならないのは、キリンだけではありません。

雷の威力は凄まじく、落ちれば私たち人間もひとたまりもないことはご承知の通り。

地元メディアによると、南アフリカでは実際、毎年260人以上が落雷で命を落としています

また、こちらの記事では、雷のときに身を守る方法を素敵に紹介しています。

美しい天体ショーだけど、窓や扉から2mは離れてね。
・水は電気を通すので、トイレやシンク、水道管等から距離をとって愛する人を守ろう

などなど。

冒頭で紹介した夫の写真の撮影も、屋根のあるベランダに三脚を立て、自分たちは部屋の中に避難して手元のiPhoneでシャッターを切り、安全を確保して行いました◎

南半球のこちらは秋のはじまりを迎えていますが、南アの雷シーズンは「夏」だそうなのでもうピークは過ぎつつあるようです。

これから夏を迎える日本の方も、雷には、ご用心……!

Miki's Jahannes-blog #16
2024.4.28

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