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エンジニアリングを学びたいデザイナーの決意表明とその理由

こちらはQiita Advent Calender2021「エンジニアリングに興味があるデザイナー、デザインに興味があるエンジニア」の22日目の記事です。

こんにちは。
とある開発会社で働いているUIUXデザイナーです。
2歳になる甥っ子と、ロシアンブルーの愛猫を愛でるのが日々の楽しみです。

この記事の内容

デザインで世の中に役立つものが作れないか考えた時、SDGsを絡めてアプローチしようと思い立ち、その決意証明をするという内容です。

SDGsとは?

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)。
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

なぜ興味を持ったの?

趣味でボランティア活動を6年ほど続けており、今まで環境ゴミ、フェス案内、寄付金系で活動してきました。
活動中は、ゴミ捨ての案内板にSDGsのピクトグラムを描いたり、お客さんが楽しめるレクリエーションを考えたりと楽しく活動していました。
自然とSDGsには関わっていたものの、手に職を持っている今、自分の職業で世の中に貢献できないか?と思い、もっと意識してみようと考えました。

悩み

でもどうやって?
当時私は事業会社に勤めていました。日々アクセス解析をし、仮説のもとデザイン改善をしていましたが、きっと間接的に人助けはできているけれど、成果が数字でしかわからない事が、非常にもどかしく感じていました。
そして制作会社に転職した今も、リリース後などに作ったアプリやWebサイトが世の中の人にどのように貢献できているのかは分かりません。(両会社ともチーム一丸となれる事は楽しい)

取り組みを調べてみた

デザイナーとしてできる取り組みってなんだろう?という疑問から調べてみたところ、こんな記事が出てきました。
「5.ジェンダー平等を実現しよう」「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」この2つだったらSDGsを意識して関われそう!

例えば、過去の取り組みとして「5.ジェンダー平等を実現しよう」はトイレのマークを男女兼用の「オールジェンダー・トイレ」や「ジェンダーニュートラル・トイレ」として、男女の色や形を分けないものを増やす事。そうすることで特定の性別に偏らず、全ての人が気持ちよく使えるようになります。要はユニバーサルデザイン。

「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」は、いろはすのようなラベルデザインで資源のリサイクルが促せます。

プロダクト以外では、「人々に提供するサービスのデザイン」
「必要無くなったものを必要とする人にプレゼントできるアプリ」など再利用をテーマとしたサービスデザインなどです。

エンジニアリングを学ぶ必要があると感じたこと

デザインでプロトタイプを作れても、エンジニアリングができないと使えないものを作っても仕方がない。
世の中に役立てるものを作るには、エンジニアリング技術も必要です。
調べてみると、ICTという技術を使い、食品ロス・廃棄を解決するサービスを作ったり、発展途上国の子どもたちに指紋認証でワクチン接種を可能にすることができるサービスを作れる可能性もあるらしいです。

仕事をしているだけでいつの間にかSDGsへの貢献ができている事もあると思いますが、意識して言動や行動に移す事とは大きな違いがあると思っています。
そしてデザインだけでもSDGsに貢献できるけれど、エンジニアリングが絡めばもっとできることが広がる。
そう考えて、エンジニアリングを学ぶことを前向きに考えたいと思っています。
今後このnoteで、SDGsについてデザインやエンジニアリングからのアプローチの為の成果報告もできたらと思っています。


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