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『AI vs教科書が読めない子供たち』を読んで

自分なりに噛み砕いてみました。

「AIがシンギュラリティ(AIが人間よりも賢くなる日)を迎える日は来ない。(少なくとも私たちや子供世代が生きている間は)」

いや正確には、

「“読解力のある人“には、来ない」

「“読解力のない人”には来る。そしてAIに仕事を奪われてしまう」


なぜなら、AIが得意なのは、暗記や計算。

“「教師データ」に基づき過去のデータを分析して判断しているに過ぎません。「過去の判断」を踏襲するだけ“。

一方で、AIが苦手なのは、

“ところが(AIは)「意味」は観測不能です”。

だから人間は、その背景にある、意味“を考えられるようにならないと。

そのために必要なものは、データからの観測ができるようになることではなく、書いてあることを理解出来るようにするための“読解力”。言葉や数字で表されているものの“意味“を理解する力。

ただ残念なことに、子供たちの読解力が低下してきている。そして、読解力を向上させる具体的な方法が何なのか、はっきりした相関を示す要因がわかっていない。

ただ、数学者の立場からすると、

行列・三角関数・微分積分くらいは、

理解しておかないと。

新しいソフトウェアを使いこなすことができると言うより、その中身、使うべきポイントや弱点を論理的に理解しているか否かです。そのためには、この知識は必要だそうです。

勉強し直してみようと思いました。

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