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周りで起きていることは変えられないが、自分に起きることは変えられる(マインドフルネス編)

コロナ禍の在宅勤務が5ヶ月目に突入した私ですが、この間意識してやり始めたことが幾つかあります。全てがマインドフルネス実践であったのだと、本日ティム&クリス ハルボムの「マインドセット・エンパワーメント」ウェビナーに出席して気づきました。

世界がパンデミック状況にある今、私たちはこの状況をなんとかしようと思っても、どうすることも出来ないことが多く、不安やモヤモヤを日々抱え、みえないストレスに自律神経に支障が出てしまっている人もいらっしゃるでしょう。私も一時期、理由もなく朝まで一睡もできないことが続いていました。

人はこのように周りで起きてしまっていることは変えれないけど、自分に起きることは変えれる。つまり、自分のマインドセット(精神状態)を変えることで、違う未来を創っていくことは可能なんですよね。あのヴィクトール・フランクルが、パワフルなマインドセットで収容されていた日々を乗り越え、生き延びれたのだという例がウェビナーで話されていました。

そう、自分に起きることは変えられる!

具体的にはどういうこと?これは私なりの解釈ですが、私は、主に2つのマインドセットを持つことかな、と解釈しました。一つはポジティブマインドセット。ポジティブであり続けるために、出来ることにトライし続けること。もう一つは、自分を解放して、しなやかな心で今に集中して「気づきフル」になる。そんな、マインドフルなマインドセット。

前述の通り、コロナ禍でいくつか無意識に始めていたこともあり、今日またおさらいのようなお話が訊けたので、ここに共有したいと思います。今回は、マインドフルネス編ということで、マインドフルなマインドセットをキープするためにできること。

1. 深呼吸/Deep Breathing

1日に最低でも2回は、深呼吸を心がける。
朝起きてからと夜寝る前と決めてやってもいいし、私のように少し集中しすぎて疲れた、とか、嫌なことを考えてしまうな、と自分で必要だなと思った時にでも良いと思います。

大きく息を鼻から吸って、一瞬止めて、はぁ〜っと声に出して口から長く長く吐く。そしてまた、大きく息を鼻から吸って、止めて、はぁ〜と長く時間をかけて吐く。これを5回ほど続けます。ずっとヨガをやってきてる関係で、これは既に私の良い習慣となっております。

今日のウェビナーでは、ボックス・スクエア呼吸法といって、吸って、止めて、吐いて、止めてをそれぞれ4秒ずつ繰り返して行う方法を伝授いただきました、鼻から吸って、鼻からでも口からでも吐いて良いそうです。

深呼吸は、ストレスや不安への対処としても、健康面においてもとても効果があるので、是非習慣になるまで心がけてみるといいと思います。

2. 瞑想/Meditation

瞑想と言われると、何を考えていれば良いのかな、とか、邪念が横切ってマインドフルになれない、とか言う方も多いですが、みんなそうみたいです。邪念が横切ったら、都度集中し直しつつもそれはそれで受け入れて良し。

今日教わった方法としては、静かな環境の場所で、快適な椅子に浅く座って、音や意味のない言葉などのマントラを繰り返しながら、ただただリラックスして受け身の気持ちで集中する、というものでした。

実は私は4月からZENTech主催のモーニングオンラインセッションで、週に2回、朝から心理的柔軟性を養うためのティップスを講義してもらったあと、5分間の椅子座禅を組ませてもらっています。この朝活は、始まって以来欠かさず出席をさせてもらっています。これ、本当に朝から整うんです。そうそう、この座禅に入る前にも深呼吸も毎回3回ほどやっています。

そして、Points of You®︎のワークショップでは、必ずポージングといって、専用の音楽をかけながらの瞑想タイムを設けています。静かに好きな体制で、ワークに入る前に一回「無」になれるよう集中します。

3. 「今・ここ・私」に集中/Concentrate on “now, here and me“

過去を悔やんでばかりいても、将来起こることを妄想して不安になったりしていても仕方がなく「今」と「ここ」に集中。誰かと自分を比べたりしても仕方がないので「私」に集中。マインドフルネスの基本ともいえる考え方なのかな。

禅語でいうと「即今・当処・自己 (そっこん・とうしょ・じこ)」
常に今とここ(居る場所)と自分自身に集中していることで、より良い毎日となり、そんな毎日が続いていくので、もっと幸せになれる。

明日死ぬかもしれないのだから、毎日後悔無いように生きるんだ!と、私はなぜか中学生くらいの時から、そう思って生きてきました。癌が見つかってからは、もう本当により一層、毎日を一生懸命に生きようと心がけています。

そして、1日の終わりにベッドに入った瞬間に幸せを実感できるように、特に意識して、その日がどんなに嫌なことがあった日でも、それを打ち消せるくらい大好きな人と話をしたり、素敵な映画のビデオを観たりお笑いで爆笑したりして、とにかく1日の終わりはハッピーに、をモットーとして過ごしてきています。

少し話が外れてしまいましたが、「今・ここ・私」に全意識を集中することで瞬間瞬間をパワフルに生きていくことになるのだそうです。

4. 感謝/Gratitude

最後に今年になってから心がけていること。それは感謝の気持ちを持つこと。
1日の終わりに、2つか3つ感謝の気持ちを贈ります。時にはツイッターに書き出してみたりするし、そうでない日はベッドに入って眠りにつく前に頭の中で、ありがとうを唱えています。

いつも感謝している人には、時々は手紙やメッセージを直接贈るようにしたいとも思っています。

実はこの感謝を唱えてから眠る、という習慣が、私には一番効いているかもしれないです。幸せな気分でその日を終えることができるから。


以上、どれか一つからでも良いと思うので、試しに是非やってみてください。

マインドセット/精神状態をできるだけいつもマインドフルにキープすることができれば、そうでなかった時の自分と比べて、きっと幸せになれます。
次はポジティブなマインドセットをキープするためにできること(ポジティブマインド編)をまとめたいと思っています。

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