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安曇野レイ
2020年7月8日 16:13
ビールと聞くと、何を思い浮かべますか。 喉の奥を潤す、キンキンに冷えた苦みのある味--今まで飲んだなかで、最高の一口でしょうか? それとも、お気に入りの銘柄でしょうか。白い泡から、濃厚にたちあがる麦の薫りかも知れません。 私にとってそれは、『父親』の姿でしかありません。私は、根っからの下戸ですから。 子供の頃の夕飯の食卓を思い出すと、ビール瓶とガラスのコップは必ず登場します。記憶にすり