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フリーランスデザイナーを続けるために必要なこと

フリーランスデザイナーになってあっという間に5年が経とうとしています。

会社員生活が長くて雇われる意識しかなかった私がフリーの仕事は続くだろうか?と思っていましたが、なんだかんだで続けられています。

関わっていただいている皆様には本当に感謝しかありません ❤︎

自分なりに振り返って、フリーランスデザイナーを続けるために必要なことを書き出してみたので、これからフリーでデザイナーとしてやっていきたい方に参考にしていただいたらとってもうれしいです。


デザイナーであることに誇りとプライドを持つこと

まずは、自身がデザイナーであることに誇りとプライドを持つこと。
これは、自分自身のアイデンティティとも結びつくことなので、もっとも重要なことだと私は思います。

フリーでやっていこう!と思ったからにはきっとそれなりに実力や実績があるみなさんだとは思うのですが、実力や実績はもちろん、デザイナーという「自分」に誇りとプライドを持ってもらいたいのです。

会社にいた時は、ディレクターや上司が率先してコミュニケーションを取ってくれたかもしれません。

でも、フリーでやるということは、自分がしっかり表に出てコミュニケーションを取る必要があります。

その時表面化するのは、その人の「あり方」です。
どんなに素敵なデザインを作ろうがあり方は絶対に相手に伝わります。

自分がなぜデザイナーとして仕事をしているのか。
まずは自身を振り返ってみることが重要です。

自分のデザインに自信を持つこと

次に重要なのは、自分の成果物であるデザインに自信を持つことです。

クライアントによっては色々と注文をつけてくる方もいるかもしれません。
でも、ビビってはいけません(笑)
自分がなぜこの色を選んだのか、なぜこの形にしたのか、しっかり選択してカタチに仕上げた理由があなたには必ずあるはずです。
そこに自信を持ってください。

自信を持つということは、クライアントの要望を聞かず頑固になるとは違います。

もちろんクライアントの意見はしっかり聞くべきです。
意見や要望を聞いた上で、デザイナーとしてのあなたの知識と経験を活かして、公平な観点でこのミッションをカタチにするために必要なことを考えてください。

クライアントは「プロ」としてのあなたのデザインに期待しています。
自信を持つことで、相手が望む素敵なデザインを作ることができるはずです。

仕事を定期的にいただける社長さんと信頼関係を結ぶこと

先ほどの二つは、デザイナーとしての「あり方・スタンス」寄りの話でしたが、ここからは「関係性」の話です。

会社員の時は、会社が持ってきた仕事をやっていればいいですが、フリーではそういうわけにはいきません。
仕事は自分で取りに行く必要があるのです。

でも、毎回営業をしていたら大変です。
そもそも営業なんてできない・・・。と思っているデザイナーさんもいるかもしれません。

そこで重要なのは、仕事を定期的にいただける社長さんとしっかり繋がることです。

これは私の経験談ですが、私がフリーで5年やってこれたのは、社長さんとの信頼関係があったからです。

その社長さんからの紹介もいただき、またその紹介もいただき、、、と、どんどん仕事が広がっていきました。

はじめに関係性を結ぶ人といい関係でいること、自分のデザインを素敵だなって思ってもらえることで、その方が営業マンにもなってくれるし、いいパートナーにもなってくれます。

フリーで続けていくには、1人で仕事をしないことです。
あなたの周りにも力になってくれそうな人がいるかどうか、自分の関係性を振り返ることからぜひはじめてください。

クライアントとコミュニケーションを活発に取ること

これは、いわゆる「報・連・相 (ホウレンソウ)」というやつです!

報告
連絡
相談

社会人として当たり前のことのように感じますが、特に今はリモートで仕事をする機会が多くなり、フリーランスはそもそもクライアントと同じ場所にいて仕事をすることは少ないので、とても大事なことなのです。

デザインは、今までカタチにないものをカタチにすることです。
クライアントとしっかりイメージを合わせていくことが大切です。

ですから、コミュニケーションは怠らずしっかりすることです。
いくらいいデザインができても、コミュニケーションができないデザイナーさんはフリーで仕事をすることは難しいでしょう。

特にリモートの場合はまめに連絡を取ること、しっかり確認すること、なるべく早く返事をすることを心がけてください。


自分の苦手分野を補ってくれるパートナーと手を組むこと

デザイナーといっても、スーパーマンみたいに全部できることは少ないでしょう。
例えば、webデザイナーであれば、コーディングをしてくれるコーダーさんの存在が必要になります。

私は、コーディングもやっていた時期もありましたが、得意なのはデザインの方なので、今はほぼデザインの仕事しか受けていません。
コーディングは信頼するパートナーさんにお願いしています。

なかなか信頼するパートナーさんに出会うのは難しいかもしれませんが、アンテナを広げて探してみてください。
紹介してもらう、というのも一つの方法です。

私の場合は、コーダーさんからもデザインのお仕事をいただくこともあり、ここでもお仕事の幅が広がりました。

先ほども話した通り、フリーで続けていくには、1人で仕事をしないことです。
実は会社員の時よりも、しっかり人と関係を結んでいくことが大切です。

おわりに

コロナになってますます在宅でもできる仕事の需要は増えてきています。

副業もどんどんできる時代なので、是非ぜひ色々な方に新しい仕事の道を切り拓いていってほしいです!

私自身もデザイナーだけでなく、新しい道の開拓は常にチャレンジしていきたいと思います!

一緒に頑張りましょう〜!





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