【私のコーチング遍歴】苦手だったコーチング
いま、私はコーチングというものが好きだ。
明日からは5ヶ月間のコースでじっくりどっぷり学びに浸かる。
そして、コーチングを提供する事も始めた。
でも、私は昔はコーチングが苦手だった。
むしろ嫌いの域だったかもしれない。
なぜ、コーチングが苦手だったのに、コーチングを学び始めたのか。
このことを記録しておきたいと思う。
コーチングとの出会い
一番最初にコーチングを受けたのは、数年前に見たTwitterで見た募集の記事だった。
確か当時有った「 #bosyu 」というサービスで、募集されていたコーチングだったかと。懐かしい。
その時のコーチングは3回継続するもので、正直あまり内容は覚えていない。
なんとなく説明されたことで覚えているのは、こんなこと。
馬車が語源だということ
話すテーマを自分で用意すること
コーチは基本質問を投げる、クライアントは答えること
答えは自分の中にあること
それを聞いて私が思ったのはこんなこと。
宙ぶらりんとした、理解もあまりしてないような感じ。
そんな調子だったもので、「自分の気づきになった!」、「役に立った!」って感じはあまりしなかった。
でも、「コーチング」という言葉を初めて知れたし、初めての経験で面白いなという気持ちだった。
上司のコーチング
それから数年経って、私は会社で上司のコーチングというものを受けることになった。
定期面談の時に、自分の目標設定シートを書いてそれをもとにコーチングを受ける。
確か目標設定シートは、こんな内容だったかと。
今期達成したい目標
3年後、自分がどうなっていたいか
10年後、自分がどうなっていたいか
うん、正直いう。
本当にこの時間が嫌でした。
当時は理由がわからなくてただただ苦痛の時間だった。
今だからわかる当時の私が苦痛に感じた理由はこの2つ。
上司・部下という二重関係であったこと
目標達成型のビジネスコーチングだったこと
1の上司・部下という二重関係であることは、コーチングでとてもむずかしいと言われている状態。
なので、上司だから下手なことはいえないと思っていたし、”上司が求める正解”を探してしまうような感じだった。
さらに上司が行っていたのは目標達成型のビジネスコーチング。
コーチングにも色々と種類があるけれど、このタイプのコーチングは私には中々フィットしない。
目標や遠い未来にわくわくしない私
私はもともと目標思考とか未来を考えるのがとても苦手。
私はあまり未来にワクワクしません。
それよりも現在~3ヶ月以内のことにワクワクします。
1年後って言っても何が起こるか分かんないなって思うし、 3年後は私にとっては宇宙です。異世界です。
そんな私にとって宇宙のことを想像しても全然理想的じゃないし、 ワクワクしない。
それだったら今この身近にある環境を楽しくしたい。
手に届く範囲のことを楽しみたい。
未来よりも今できること。
今を存分に味わい楽しみたいタイプ。
なので、今現在にもそこそこ満足している。
基本的に後悔しない選択をしている、と思う。
そういうタイプなので、「未来を考えてください」とか、「より良い未来のために何をしたいですか」とか、「理想的な生活を実現するには?」という質問が苦痛でしかなかった。
なので、その時間が苦痛でしたし、コーチングというものが苦手になった。
と認識するようになったのです。
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