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〜コーチングを学ぶ Mr.Coach Day1〜「コーチとは何か。」

コーチングとの出会い

「なんかマルチみたいで怪しい。」
とあるコーチングベンチャーの動画がYoutubeで回ってきた時、言葉にできないじわっとした嫌悪感を抱いたのを今でもよく覚えています。

自分は大学を卒業してすぐに、老舗の日経大企業に就職しました。
キラキラしたビルで、歳のいったベテラン社員達に雑用を任される日々を過ごしながら「おれはもっと何かできるはずだ。ここにいるべき器じゃない。」と毎日思って過ごしていました。

コーチングベンチャーの動画が回ってきたのはちょうどこのくらいの時期でした。
動画には、リクルートで働きながら、筋トレと副業をやりまくった、ストイック系のインフルエンサーが社長として映っていて「コーチングってなんかマルチみたいで怪しい。」と思うと同時に「ストイックに生きている姿ってかっこいいな。」と憧れのような感情も芽生えていました。

その動画に感化されてか、1年後、動画に映っていた彼がファーストキャリアとして踏んでいたリクルートに転職。
しばらく成果が出なかった自分でしたが、あの怪しい動画に写っていたコーチングを思い切って受けてみると、みるみる自分が変わっていき、入社して1年半でなんと全国2位の表彰を受けるまで成長することができました。

成果がでてからは明らかに周りの環境が変わり、全国から仕事の声がかかるようになります。
この経験を人にも還元したいと思い、自らもコーチングを学びました。
Youtubeに上がっているコーチング動画は起きてる時間のほぼ全てを使い、かじりつくように見倒し、本はコーチング・心理学・教育学・脳科学・認知科学のジャンルで、年間200冊は読みました。

そうして自分自身で始めたコーチング。
CLに何が起こっているかは分かる。CLがどういうことをやればいいのかも分かる。

でもなぜかCLが変わらない。

コーチングによってWillをつくり、Willに生きる生き様は体現しているつもり。
だけど人を変えられない。
こうなってしまったらやることは1つ。学ぶしかない。

こうしてたどり着いたのが、Mr.Coachというコーチングスクールでした。
自分の知識だけではなぜCLが変わらなかったのか。
そのヒントに出会えたDay1だったので、ここから先、後半部分でその気づきをシェアしてみたいと思います。

コーチングとは何か。

「コーチングって何なん?」
知人に「コーチング」という単語を出すとほぼ100%で聞かれます。
本だけはたくさん読んできたので、教科書的に答えると「他人の大脳基底核にあるような非言語の領域、無意識領域にアプローチし、思考のパターンを変える」だと答えます。
おそらく筆記テストで書けば◯はつけてもらえる回答なのではないでしょうか。
しかし他人の無意識を変えきれない。

頭でっかちになっていた自分が得たDay1でもっとも大きな気づきは、講師のとある問いからはじまったチームでのやり取りでした。

「どんな約束があれば最高のコーチングスクールになると思いますか?」

Day1ではこの問いからさまざまな議論がなされました。講師はマイクをオフにしてうんともすんとも言いません。
あたふたしながらもリクルートで培ったチームでの立ち回りを使って場を回していくと、徐々に議論は白熱していきました。
答えが出る頃にはみんながどんどん当事者意識を抱いていっており、オンラインでみえる受講生の顔も会話を終えて明らかに前のめりになっているのがわかりました。

みんなの顔をみて、ご自身でもコーチングをやっておられる1人の受講生が「いや〜問いの力ってすごいですね〜」とひとこと。

問いの力。

ずばばば!!!!と衝撃が走った感覚でした。
めちゃくちゃ基礎の基礎「問いによる無意識へのアプローチ」

全部がつながった感覚でした。
無意識にアプローチするため・大脳基底核の新しい神経を使うために、
問いによって自ら考えさせる。

問いを前向きに考えてもらうために、自信がBeに生きてそれを体現する必要がある。

めちゃくちゃスッキリすると同時に、
脳の中で起きていることの仕組みと、それのアプローチを自身が改めて体感したことで、コーチングに対する胡散臭さが完全に消えきった感覚がありました。

早速使ってみた、コーチとしての向き合い方

問いの重要性に気づきた自分は、
下記のコミュニケーションスキルを今組織で使いまくっています。

前進コミュニケーションと、後退コミュニケーション。

未来に目を向けさす前進コミュニケーションには
「要求」「宣言」「質問」があり、
逆に過去にのみ目を向けさす後退コミュニケーションは
「不満」「否定」「コメント」があります。

リクルートでの戦略会議にて、早速使ってみました。
今までは「その数字の出し方いけてないと思います」「なんでこうやってやれないんですか」みたいないわゆる「詰め」のコミュニケーションをしていました。

先日の戦略会議で「僕からリクエストがあるんですけど…」や「一緒にこれやりましょう!」と前進コミュニケーションをとってみると、後でメンバーから「ミキリョウ神がかっていた、場が明らかに違った」とコメントをいただきチームへの価値貢献につながることができました。

これが問いの力と痛感しました。

最後に

自分は「人事コンサルティング」で起業し、組織に変革を与える人間になりたいという夢があります。
問いの力・コーチングの力を学び切り、さらにレベルアップしていくので、今後のミキリョウにもぜひご期待ください。
あざした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



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