【高校留学という選択肢#8】 当時の心境
皆さんこんにちは。Mikiです。
今回がニュージーランドへの高校留学を振り返る最後の記事となります。
今日は当時の心境について振り返ります。
16歳でニュージーランドに単身で渡り、いきなり現地の環境に飛び込んだ私は、多くの壁に直面しました。
何とか馴染んで自分ができるんだということを示すために、当時の自分なりに頑張って生活をしていましたが、実際は本当に大変だったと思います。
英語に関しては、1年でペラペラになることはできませんでした。友達に話しかけることも、日本では日本語だったからフレンドリーに振る舞えていたのが、英語になると一気に自信がなくなり、自分からアプローチできなくなっていました。
なかなか自信を持てずに過ごしていた状況でしたが、自分がそういった立場になって初めて見えたものや、感じたことがありました。
具体的には自分を助けようとしてくれたり、フレンドリーに話しかけてくれた人たちがいて、その人たちへの感謝の気持ちが今でも私の中に残り続けています。
日本では意識することのなかった「ハンデのある人間」になったからこそ、感じたことや得られたものがあり、その経験を持って日本に帰ったことが、人としてのあり方や考え方の部分で大きく成長できたと感じています。
ニュージーランドの留学の後、私は大学でアメリカに渡り、その後の大学院もイギリスへ留学しました。当時、ニュージーランドにいた自分は想像していなかったことでしたが、これまでの留学で1番最初に経験したこのニュージーランドへの留学が、全ての原点となり、その後の海外経験に繋がっていきました。
大学や大学院から初めて留学した日本人の友達がいましたが、私自身は高校生の間に経験したニュージーランドでの時間を安心感や自信に変えて、次のステージへチャレンジすることができたと思っています。進路を考えるにあたって、日本と海外両方に選択肢を見出すことができたというのも、とても大きかったと感じます。
これまで8回に渡ってニュージーランドへの高校留学を振り返ってきました。
皆さんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
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