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「理解されない」ことへのジレンマ

元々、人と違う感覚を持っていて、その割には相手がどうかということも感じ取ろうとしすぎて、リーダー気質なところもあって、周りの期待に応える形で人生を過ごしてきた。

人に好かれたくて、褒められたくて、社会の正解に忠実に沿って実行してきた。

そして自分の個性に自信を持てないまま、今に至る。

これまで営業をしたり、ビジネスを学んできたから、「他人に自分のことを理解してもらう」ことや「自分のアイデアを分かりやすく落とし込むこと」の重要性をすごく感じてきた。そのトレーニングばかりをしてきた。

それでもどこかで、「社会の正解ばかりやっていても人生の喜びはないのかもしれない」と思って、真反対に舵を切って自分の感覚や個性を優先していくことを選んだ。

それでもまだまだ、自分は色んな人に理解されたいと思っているし、評価してほしいと思っている。これから自分で事業をやっていくなら、自分の考えを理解してもらうことは必要だし、分かりやすく伝えられることは必須だと思っている。

それが上手くいかなくて、分かり合いたいけど、歩み寄ろうとしすぎて結局自分が傷ついたり、やりたいことをやめてしまおうとする。

全て自分の弱さから来ているのかなと思う。

1番最初は、他人に自分のことを理解してもらう必要がないのかもしれない。自分を信じて、周りと違うことをしている自分に誇らしさみたいなものを持っている方が良いのかもしれない。

そしたら自然とオリジナルなものが生まれて、自分のことを思ってくれる人が現れて、分かりやすい形にするために協力してくれるかもしれない。

その過程では「色んな人に理解されたい」「周りから浮くのが嫌だ」と思うことを、やめた方が良い。孤独を感じることに対して嘆いていては、中途半端で終わってしまう。

「突き抜けるんだ」という覚悟を持ち、ブレずに行動し続けた先に、誰にも真似できない事業が生まれるんだろうなと思う。












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