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011. なんにも分からない、赤ちゃんになりたい

次男が4/13で1歳になった。令和になる前に。

あたしが昭和。長男平成。次男も平成。なんか令和に生まれてたら元号3つで面白かった気もする。

ムダに悔しい。

ただただ小さいお腹の「生き物」が姿形作られ、乳児に、そして徐々に幼児の背中に移行しつつある。でもまだ白玉団子みたいにふわふわでやわらかい白い背中。

お腹の中でただの細胞だったのが人間になるんだぁ…と1人感動するふとした瞬間。

なんかその背中に静けさを感じる…と思いそっと覗く。カーペットの見えてないつもりの髪の毛を食べている。「はぁあああああーっ!」と目をひんむいて近寄ると、その声にビクついて泣く。

なにもできない、なにもわからない小さな子は泣くのが仕事。赤ちゃんには赤ちゃんの、子どもには子どもの世の中の怖さや孤独がある。

けれどあたしはその背中を見つめるたびに、無条件に親に愛されるあの頃の「あたし」に戻りたくなる。

あたしもいい子いい子してほしい。恋人とからじゃなくて、性的に感じる何かでもなくて、もっとそれ以前の、むき出しの肌と肌同士の触れ合い。

なにか悪いことをしても、相手の怒りたい衝動の前で、にこって笑っちゃう無垢なあの頃に戻りたい。

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今のポジション変わってくださいって無茶な願望の吐露……

笑ってやってください。

#エッセイ #子育て #毎日note #願望 #赤ちゃん #バカボンのパパ


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