あなたのクラウドファンディングにコンサルタントは必要なのか？
結論から書きますと、クラウドファンディングにコンサルタントは「必須」というわけではありません。クラウドファンディングのコンサルタントを育てている私がいうのも、、とも思いますが、一度きりの人生に無駄はなくしたいのであえてテーマにしました。
クラウドファンディングのコンサルタントとは
クラウドファンディングのコンサルタントは、起案者から相談を受け、悩みや課題を見つけて解決策を提案したりするのが主な役割です。
クラウドファンディングに初めて挑戦される方は、コンサルタントに依頼すべきかどうか、お悩みの方も多いでしょう。
「依頼したい気持ちは山々だけど、クラファンの手数料とコンサルの手数料を払うと、手元にお金が残らないのでは」と、費用対効果を心配される方もいます。
コンサルタントを依頼しない方が良い3つのケース
ケース１・費用をかけたくない
ケース２・代行業者とコンサルタントを混合している
ケース３・起案者やコンサルタントの情熱と行動にズレが見られる
ケース１・費用をかけたくない
コンサルタントを依頼した時には「費用が必要」になります。料金はコンサルタントによって大きく違うので一概には言えませんが、弊社の場合も、経験豊かなコンサルタントにはそれなりの費用が必要になります。
逆に言うと、格安のコンサルタントはサポート内容や経験値をよく確認しないと、期待はずれに終わる可能性があります。
ケース２・代行業者とコンサルタントを混合している
費用を出して頼んだのだから、何でもやってくれる。これは大きな誤解です。クラウドファンディングサイトが、載せただけでチャリンチャリンとお金が入ってくるサイトでは内容に、希望する金額をコンサルタントが運んできてくれるわけではないのです。
補助金を使ったコンサル契約の場合など、ときおり誤解されるケースがあります。国や県の補助金でコンサルタントがつくケースで実際に数件あります。起案者は採択されると、官公庁やコンサルタントが自動的に希望の金額を集めて渡してくれると思われているようです。「違うのであればクラウドファンディングはしない。」など、お互いにとってよくない思いが残ることがあります。
ケース３・起案者やコンサルタントの情熱と行動にズレが見られる
（１）クラウドファンディングを「単なる資金調達手段」とか「集客装置」だと考えている
（２）クラウドファンディングは経営戦略における戦術の１つだと考えている
この（１）（２）の考え方の差異に、お互いの情熱と行動にズレが見られるように感じます。
弊社のコンサルティングは、購入型のクラウドファンディングで（２）を目的とし、その後の経営戦略を見据えてのサポートなので、（１）の希望が来ると、目的や思いにズレが見られます。
（１）をやりたい方同士がタグを組む必要があります。この場合、購入型クラウドファンディングではなく、「寄付をしてもらう」寄付型のクラウドファンディングを希望されるケースが多く見られます。この場合は、ファンドレイザーという、非営利団体の活動に必要な資金を、個人や企業からの寄付などで募る仕事をする方に依頼するのが良いでしょう。
ビジネスをしていて、寄付をしてもらいたい場合はビジネスモデルの見直しが必要なケースが多いので、そこからの依頼ですと、コンサル費用も顧問契約など、長期的な契約の中でビジネスベースがと整ってきたらクラウドファンディングを活用すると良いでしょう。
クラウドファンディングのコンサルタントが必要かを考えるポイント
購入型のクラウドファンディングは、あなたの企業の経営戦略における戦術の１つでしかないからです。経営に関する目的やミッションを定めた中で、コンサルタントが必要かどうかを見極めましょう。
不安がある場合は、クラウドファンディングをどのようにして経営に活かすのか質問してみても良いかもしれません。数名のコンサルタントと連絡を取り、比較してみると違いがよくわかるでしょう。
クラウドファンディングコンサルタントが入ることで、想定以上の結果を出す事例がたくさんあることも確かです。企業がクラウドファンディングに取り組む場合は「プロジェクト終了後に結果をどのように活用するか」を企画段階から考えておくと、今後の経営に大きく役立ちます。
マーケティングに携わっているコンサルタントなら、経営の課題解決になる戦略を練り、クラウドファンディングがもたらす可能性を最大限に引き出してくれるでしょう。
また、思うように出来なかったとしても、その理由や改善点をしっかりと示し、プロジェクト終了後の方向性を提示してくれます。
クラファン総研では、クラウドファンディングを実行したい企業のためにサポートもおこなっております。
詳細についてより深く知りたい方は、ご連絡ください。
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発行 : 野口みき・DXクラファン®︎の母
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